- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903212685
感想・レビュー・書評
-
彼女が「大人に操られている」と言う人は。この本を読みなさい。あと某国の大統領と環境大臣も、おそらく読んでいないと思うので、是非とも読んで頂きたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読むまで、まったくグレタさんのことを正しく理解して無かったことが、恥ずかしい。
本当に地球が危機的な状況にあることを理解し、自分の意見として、主張できるグレタさんと、そんな子供達を支える家族のみなさんに尊敬の念がやまない。
また、自分の一つ一つの行動が、自分の意志であることを認識しなきゃ。 -
グレタ・トゥーンベリさん。彼女のことを知りたくて、この本を取りました。
グレタさんの母親のマレーナ・トゥーンベリさんが、家族全員で書き上げたと冒頭で話しています。
グレタさんをはじめ、妹のベアテさんのパーソナルな部分まで描かれていて、グレタさんがなぜ気候変動の問題に関心をもったのかがわかりました。
グレタさんがASDで、加えて摂食障害を患っているということについて、グレタさんがコミュニケーションを取るのがヘタだからこそこのような行動をしているという発言箇所があり、納得した面もあります。
肯定的な意味で、普通ではないところがあるからこそ、グレタさんはここまで強く、ストイックに発信することができるのかもしれないと思いました。
地球温暖化は、私が中学生だった20年前から言われていることでした。この20年で、再生可能エネルギーやエコという言葉が一般化し、最近ではSDGsも注目されています。
でも、グレタさんが叫ぶように、どれだけ日常において危機感をもっていたかというと、全くです…
彼女のスピーチ、訴えを聞いて、「大人」としてアクションをほとんどしてこなかったことを恥じました。
グレタさんの言動に賛否両論の声が世界中であがっています。でも、こうして身を粉にして声を上げてくれることを尊敬するし、次世代の子どもたちのために、自分にできることをしていきたいと思いました。 -
グレタは、単語を逆さに読むことがすらすらできる。周期表を1分で暗記し、そらんじることができる。1年間の勉強は、週に2時間学ぶだけで十分だった。
グレタは、飛行機に乗ることは環境にとって最悪のことと主張する。旅行から帰ってきた父親に向かって、「パパたちは2.7トンの二酸化炭素を排出した。それは、セネガルの5人分の年間排出量と同じ」と言って非難した。
議論もしっかりしている。人口過剰の問題については、「問題はガス排出量であって、人口ではない。人は裕福になるほど、ガスの排出量が増える。人口を制限したいなら、開発途上国の少女たちの教育を支援するといったことが一番効果がある」と答えている。 -
こんな状況になったのは、私たちの落ち度ではありません。こんな危機を招いたのは、上の世代です。
-
No one is too small to make a difference
変化を起こすのに小さすぎるなんてことはない。
彼女の言葉に勇気をもらいました。
子供でも自閉症でも革命家になれる。
環境問題への取り組みは孤独な戦いです。
世界中に問題意識がある子供たちがいて真剣に
考えて行動していることに胸を打たれました。 -
「真実はお金で買える」
この本のテーマは環境についてだけど、いまの日本の政治にも言えることが書かれていて、知らないことじゃなく、知ろうとしないことが問題なんだって痛感した。
環境のことを調べると懐疑論を唱える人もいるし、いろいろな情報が入ってくるけど、本質をもっと勉強しようというきっかけをくれた本! -
難しかった。、
-
メディアに露出が多くなったグレタさんについて。
興味があったので本を読んでみました。
科学者でも研究者でもない家族が書いた本です。
主に、主張をよく把握するためには、
1章の家族の話、と最後尾のグレタの主張をよく読んでください。概要が把握できます。
決して、アスペルガー諸侯群だから、そうしてるのでもなく、正しいことを主張し、理解不能なことを、自分で調べ、考え、主張をしてるのです。
学校ストライキという手段で、それがまだ歳若き少女だったことが大きな話題を呼びました。
co2の問題に目を向けようとしない、資本主義の立場から、微動だにしない大人、金持ちには理解しようとも思わない主張だろうと思います。
が、しかし、生活を考え直すこと、自分のできることをするといった、一歩踏み出すことを、するかしないか!
一度読んでみてもいい本だと推奨します。