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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903500119
感想・レビュー・書評
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動物達の行動学です。
放送大学の講義テキストかもとになっているようです。
なかなか面白かったです。
動物の行動の理由をゲーム理論で説明したり、しきれなかったり。
囚人のジレンマなんて話が、こういうところに出てくるのかと、びっくり。
利他的な行動をなぜ取るのかという点は、主に血縁関係にあるものを守ることによって、自分と同じ遺伝子を持つものの生存確率をあげているらしいです。
子育てに関して、全くしないものから、両親ともするものまでの分類が興味深かったです。鳥類は両親でやることが多いそうで、哺乳類は母親だけがほとんど。その理由などが述べられていました。
それから、かねてから疑問だった、オスばかりがやたら綺麗だったり、ツノがやたら伸びたりすることについても述べられていて、納得。
こういう知識があることで、これまで以上に、動物番組を楽しんで見ることことが出来そうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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