無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福 (サンガ新書) (サンガ新書 38)
- サンガ (2009年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904507353
感想・レビュー・書評
-
今が全て。
死につつある現実を受け入れる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この世の全ては無常である。常に変化している。自分自身さえも。悩みの根幹は「変わりたいのに変われないこと」「変わりたくないのに変わること」この2つになる。常に変化しているので悩みの根幹は無くならない。だからこそ無常であることを認識すれば悩みがなくなり、幸福になれる。
-
諸行無常ということがよくわかる本。原始仏教のベースにあるものを書いている。基督教をとりあえず論破して退けてしまっているのは仕方が無いのかもしれないが、個人的には残念な気が。ただ、その分、論旨は明快だと言える。
-
スマナサーラさんの本を拝読するのは3冊目。無常という概念に興味があって読んでみました。
いつもながら示唆に富んでいる記述が多く、生きていくにあたって色々と参考になりましたが、特に本書では西洋文化や他宗教に対する批判で多くのページが占められており、『それよりも、もっとお釈迦様の教えて書いてくれればいいのに・・・』と残念に思いました。
この本を読んだからといって無常の本質が分かったわけではないですが、今という瞬間を生きていく重要さについては、今まで以上に理解できたと思っています。 -
すべては無情
でもその無常はいわゆる無常とはちがってもっと深かった… -
仏教の“無常”の意味が知りたくて購入した本。
リアルすぎて希望を削ぐような内容に、正直ゾッとしたのを覚えています!
宇宙はいま広がっていてビッグバンの頃からどんどん密度が薄まっているから、人間の体も時間につれて機能が堕ちていく。でも宇宙が収縮期に入れば人間の体も臓器などが時間につれて大きくなる。。。
という箇所には理由はないけど、妙に納得してしまいました(笑) -
読了して、無常については何となく分かったつもりでいたけど、明確には説明できない、十分には理解できていない感じ。
とりあえず、頭の中の潜在意識の中で、整理されてくるかもしれないが、時間を置いてまた読んでみようと思う。 -
無常ということについてこれでもかと教えてくれる。まさに実感としてそのことを受け入れたとき、それは悟ったことに等しいと。理屈は分かるけど実感としてはな~。ヴィバッサナー瞑想やらんとね。増谷文雄が日和ったとか言える流石スマナサーラ長老(笑)
-
24.2.15 購入