子どものこころを見つめて──臨床の真髄を語る

  • 遠見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904536292

作品紹介・あらすじ

「発達障碍」診断の濫用は逆に子どものこころを置き去りにし、今や脳は見てもこころは見ない臨床家がどんどん産み出されている-そうした現実のなか、二人の児童精神科医が子どものこころの臨床の真髄を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、ベテランの先生の話を聞いたり、読んだりすることが多いが、やはり古きを聞き新らしきを知るというか、長年身につけてこられた知恵というものは臨床では有用である。先達の話を聞くと、基本が大事であることを再認識させられる。

  • 脳科学vs精神分析学。

    かなり楽しい。

    面白いっす。

    精神医学の知識があるとなお楽しいかな。

  • 小倉先生と村田先生の対談を、小林先生が聴く。
    これだけでも必読でしょう。
    子どものこころを見つめるとはどういうことなのか。
    子どもだけでなく、大人の話をどう聴くかについても振り返りたくなる(振り返らずにはいられない)内容でした。
    何度も読み深めたいと思います。

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著者プロフィール

1932年和歌山生まれ。1958年、慶応義塾大学医学部卒。1959年~1967年、米国エール大学、メニンガークリニック留学。1967年より関東中央病院精神科勤務。1996年よりクリニックおぐら。
主な著書
『小倉清著作集1~3、別巻1』(岩崎学術出版社)、『子どものこころ』(慶應義塾大学出版会),『子どものこころを見つめて』(共著、遠見書房)、『こころの本質を見つめて』(共著、遠見書房)、『治療者としてのあり方をめぐって』(土居健郎との共著、遠見書房)

「2019年 『子どものこころの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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