ちいさなタグボートのバラード

著者 : ヨシフ・ブロツキー イーゴリ・オレイニコフ 沼野恭子

• 東京外国語大学出版会 (2019年11月30日発売)

感想・レビュー・書評

[aoiさんの感想 · 2020年2月15日]

大型船の離着岸するタグボート（曳舟）、アンタイオスを主人公とした詩を絵本化した作品。
アンタイオスの異郷を憧れる切ない感情が伝わり、胸が締め付けられる。ノーベル文学賞受賞者のデビュー作を、半世紀経ってから生まれたものが本書らしい。この絵が詩の良さをより引き立て素晴らしいです。また、訳者の後書きも好きです。おすすめ。

[megmilk999さんの感想 · 2021年4月12日]

バラードの意味を再認識できた。

[kulsuisanbunkanさんの感想 · 2022年10月13日]

[鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2937547X

[kocmockocmaさんの感想 · 2020年2月4日]

亡命詩人、そしてノーベル文学賞受賞者のヨシフ・ブロツキーの詩に国際アンデルセン賞受賞者のイーゴリ・オレイニコフの繊細で美しい絵で故国に届けられたのは嬉しいこと。そして日本語訳されて日本でこの絵本を手に取れることも。美しいけれど切ないお話。