まんがで知る教師の学び これからの学校教育を担うために

著者 :
  • さくら社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904785980

作品紹介・あらすじ

まんがで知り、解説で納得! 知っておくべきキーワード満載

「教師は生涯かけて教師になる」
成長したいと願い、学び続けるすべての教師のために――。
いま求められる資質・能力と必要な知識が、主人公・吉良良介先生の言葉と奮闘する仲間のストーリーを通してわかります。現役教頭先生が文字通り「描く」、深くて広い、そして明るい未来へとつながる学びの世界。

コラムも充実!◎実感を込めておすすめする「絶対読みたいビジネス書」

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、教師の学びについて描いた漫画です。

    漫画ですが、中身は非常に濃い。
    教師自身が謙虚に学び続ける存在としてあることの重要性が説かれています。

    教師は児童生徒に教える存在であると同時に、教師自身が主体的に学ぶ存在でなければならない。それが生徒にも刺激となり良い影響を与えることになる、と締めくくられています。

    立場や考えが異なる教員同士が敵対するのではなく「対話」を通じて、学び合っていこうと進んでいくストーリーも良かったです。

    タイムマネジメントの大切さにも触れているのが良かったです。

    教員・学校が学ぶ対象は、学校外のビジネスの場からも取り入れるのがいいのでしょう。
    コラムにおすすめのビジネス書が載っており、どれもビジネス書界隈では古典的必読の一冊なので、そこから手に取ってみるのもいいかもしれません。

  • 若い先生にできるだけ早く読んでもらいたい❗

  • 学校教員を志望する生徒が多いので、教師という仕事についてざっくりわかる本はないか探していて見つけたものです。同シリーズ『まんがで知る未来への学び』は、わが県教育長がフェイスブックでご推薦されているらしく、先生からも問い合わせがありました。

    [NDC] 374.3
    [情報入手先]
    [テーマ] 令和3年度備前地区司書部会(10月)/仕事・職業紹介の本

  • レジリエンスの重要性

  • 教師として成長していくための考え方がわかる本。そして、教育の様々な理論の概要が分かるので、どんな本を読めば良いか分からない若手の先生に薦めたい。

    感想
    ①そもそも思考で考える
    学びって何?学ぶと習うの違いは?学び合うってどういうこと?教師が何気なく使っている教育用語について、自分で調べ自分なりの定義をもつことが重要。これがなかなかできていない。指導案や教育論文を作成するときにも重要な視点。何より、普段の授業でそもそも思考を意識していないと、ねらいが焦点化しない気がする。そうすると学びが深まらず、知識の伝達のみにとどまる授業になるかも。これがこの本の一番の収穫。当たり前だと思われることこそ大事にすべき。

    ②リフレクション
    教師として成長していくために必要なこと。子どもの姿、事実から学ぶ。リフレクションを通して、事実を抽象化していくことができる。また、リフレクションを充実させるには、授業準備が欠かせない。ここが、自分の甘いところ。

    他にも学ぶことがたくさんあった。何回読んでも新たな発見がある。悩んだら、ここに振り返ろうと思う。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00575180

    「教師は生涯かけて教師になる」
    成長したいと願い、学び続けるすべての教師のために――。
    いま求められる資質・能力と必要な知識が、主人公・吉良良介先生の言葉と奮闘する仲間のストーリーを通してわかります。現役教頭先生が文字通り「描く」、深くて広い、そして明るい未来へとつながる学びの世界。
    コラムも充実!◎実感を込めておすすめする「絶対読みたいビジネス書」(出版社HPより)

  • 教師のやりがい、わかんなくって(笑)
    とりあえず読んでみた。
    筆者の思いが伝わってくる、教師の仕事も悪くないとも思う。
    いろんな参考文献を読んでみよう思うきっかけになったのがよかった。
    たしかに、紹介されている本、非常によいです!

  • 教職としての成長
    参考図書の紹介
    共感的エピソード

  • 読みやすく、モチベーションが上がります。
    わりと当たり前というか、驚きがある訳では無いけど、
    その当たり前をほとんどの人が出来ていない。
    定期的に読んで、己を律するのがいいかも。

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著者プロフィール

1962年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科を卒業後、公立の小中学校で25年教える。現職教師を務めながら岐阜大学教育学部大学院教育学研究科を修了。公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事、熊本市立向山小学校教頭、熊本大学教職大学院准教授、熊本市教育センター主任指導主事を経て、2022年4月より熊本大学特任教授。『まんがで知る 教師の学び』『まんがで知る 未来への学び』『まんがで知る デジタルの学び』シリーズ(さくら社)他著書多数。

「2024年 『まんがで知る デジタルの学び3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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