はだしのゲン わたしの遺書

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  • 朝日学生新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904826799

感想・レビュー・書評

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  • 涙が止まらない

  • 「はだしのゲン」閲覧制限は正義か?~最近の保守派の一部はどうも度量が狭くなってきた | 木走正水 ハフィントン・ポスト
    http://www.huffingtonpost.jp/masamizu-kibashiri/post_4936_b_3782532.html

    『はだしのゲン』閲覧制限、かみ合わぬ論点 「原爆の悲惨さ伝えるべき」「誤った歴史認識」 安藤健二 ハフィントン・ポスト
    http://www.huffingtonpost.jp/2013/08/18/hadashinogen_n_3777636.html

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    「たちまち3刷決定!
    「忘れてしまうことが大事なこともあるが、これだけは忘れてはいけない」
    「はだしのゲン」作者が次の世代に遺す心からのメッセージ

     小学1年生のとき、広島で被爆し、父、姉、弟、妹を亡くした著者(73歳)は、原爆を題材にした漫画『はだしのゲン』を発表し、大きな反響を巻き起こしました。2009年に白内障で漫画家を引退し、現在は肺がんをわずらっています。
     その著者が、いま、どうしても、伝えておかなければという気持ちから著したのが本書です。原爆と原発について、またそれを乗り越える人間のたくましさについて、自身の半生を振り返りながら語っています。
     「はだしのゲン」の印象的なページも抜粋して、多数掲載しています。
     中学以上で習う漢字には原則としてルビをうってあります。

    筆者の中沢啓治氏は2012年12月19日、肺がんのため広島市の病院で亡くなられました。謹んでお悔やみ申し上げます(朝日学生新聞社出版部)」

  • 中沢さんの、ゲンの遺書。自伝、怒りと祈りの書。

  • 昨年末に訃報を目にしてから比較的直ぐにAmazon で購入したのですが、既に2刷目でした。 少なくとも僕らの世代には、中沢啓治/はだしのゲン はそれだけインパクトがあったのでしょう。 子供の頃、少年ジャンプで初めて読んだ際の衝撃は今でも新鮮です。 完成しなかった“はだしのゲン第3部”が心残りですが、ともかく中沢さんのご冥福を祈ります。

  • 3.11の震災から
    怒りと悔しさはおさまらないままだけれど

    中沢さんは
    私の何倍も、何十倍もの
    怒りや悲しみと
    ずっと、ずっと戦ってきたのだろう。

    私は、私のできることをして行こうと思う。

    この広島で。

  • 著者の自伝。

    『ゲン』の体験は、ほぼ中沢氏の子ども時代のものだそうだ。
    『はだしのゲン』は、それほどリアルに描かれているのだ。
    中沢氏の原爆に対する思いは、『はだしのゲン』に凝縮されている。

  • 何かのテレビで著者の死が報じられていて、この本が紹介されていました。
    昔、子どもだったころはだしのゲンを読んだのを覚えています。
    この本は自叙伝になっていて、子どもでも読みやすくなっているので
    まずは、息子によませようとおもって買いました。
    子どもだけではなく、みんなにお勧めです。それから
    はだしのゲンもよんでいってほしいと思いました。

  • 『はだしのゲン』の著者の自伝です。糖尿病,白内障,肺がんと,晩年になって,少しずつ病魔に冒されるようになった中で書かれた自伝です。
    『はだしのゲン』は,わたしの遺言です。…と中沢さん。
    「しっかり受け継いでいきます」って,本書を閉じながら,思わず決意しました。
    中沢さんには,別の『自伝』もありますが,本書の方が子ども向けです。ルビもふってあるし,時々マンガもあるし,文字も大きいのでおすすめです。

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著者プロフィール

ンガ家。1939年3月14日、広島市生まれ。小学1年生の時、爆心地から約1.2キロメートル離れた学校への登校途中に被爆。1968年に、原爆を題材としたはじめてのマンガ「黒い雨にうたれて」を発表。1973年より「はだしのゲン」連載を週刊少年ジャンプで開始。2012年12月25日、肺がんのため死去。享年73 。

「2020年 『完全版はだしのゲン7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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