安全文化をつくる 新たな行動の実践

  • 日本電気協会新聞部
3.25
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905217756

感想・レビュー・書評

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  • 一般向けに平易な言葉で書かれており、安全文化を学ぶ導入図書としてはとても良かった。
    電気や交通など、インフラに関わる職業に多い話かと思われるが、一般企業においても用いることの出来る考え方がいろいろあるのでは、と思った。

  • 509.8||Ge

  • 1章 安全はリスクを通して考える(「安全」とはなにか;リスクを小さくする)
    第2章 事故原因と安全文化(事故原因をどこに求めるか;組織文化とは何か ほか)
    第3章 安全文化を理解する(安全文化は組織文化の安全に関する側面;組織文化のモデル ほか)
    第4章 健全な安全文化の姿とは(安全文化の特性;個人の役割 ほか)
    第5章 組織の安全文化を育成する(安全文化の評価;安全文化評価の留意点 ほか)

    著者等紹介
    飯田裕康[イイダヒロヤス]
    公益財団法人大原記念労働科学研究所客員研究員。電気通信大学卒。主な研究領域は、航空管制・発電プラントなどの大規模システムや医療機関等の安全に関わるヒューマンファクター、事故事例解析、組織文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784905217756

  • 安全文化を何も知らない状態で読んだが、わかりやすく読みやすかった。

    ・安全とは、許容できないリスクがないこと。リスクとセットで考える必要がある
    ・リスクは発生頻度と危険度で程度をはかることができる。許容可否と対応策を何度も見直することが必要
    ・IAEAによると、安全文化の定義は「安全に関する問題にまず最初に注意を向けること」
    ・文化は3段階ある。一番深い3段階を変えないと文化が変わったとは言えないが、そのためには表層(1段階)から変える必要がある
    ・安全文化を醸成する上で、「個人の役割」「経営・管理の役割」「経営・管理の仕組み」が必要
    ・個人がresponsibility&accountability(自分の行動にを明できる)を持つ必要がある
    ・リーダーは安全の重要性を発信したり、リソースを投入する
    ・継続的に学習できて、オープンな組織であることが必要

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