日本航空の正体

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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906605644

感想・レビュー・書評

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  • なんだこりゃ

  • 冒頭10ページ程度の佐高信の解説と,本所次郎の小説「虚々実々」という2部構成。
    小説はもちろん実名ではないので,こういう構成にすれば
    本のタイトルに「日本航空」という固有名詞をつけられる,という計算か。

    小説は,ほぼ山崎豊子「沈まぬ太陽・会長室篇」の時代を,
    「沈まぬ太陽」では善玉として描かれる会長を
    外から来た暴君として,生え抜きの幹部たちとの醜い争いを描く。

    この手の経済小説では,大企業の幹部は
    仲間とつるんで飲みに行ったり,
    大物財界人や政治家と料亭に行ったり,
    ちっとも仕事をしていないように見えるが,
    実際はどうなんだろう。

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著者プロフィール

1945年山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、郷里の高校教師、経済誌の編集長を経て、評論家となる。憲法行脚の会呼びかけ人。
近著に『新しい世界観を求めて』[寺島実郎との共著]『小沢一郎の功罪』(以上、毎日新聞社}、『平民宰相原敬伝説』(角川学芸出版)、『佐高信の俳論風発』(七つ森書館)ほか多数。

「2010年 『竹中平蔵こそ証人喚問を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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