KOKKO第36号

  • 堀之内出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906708765

作品紹介・あらすじ

■第1特集 労働組合はSNSで運動できるか
・座談会:上西充子、エキタス・宮鍋、嶋﨑量弁護士、渡辺輝人弁護士、山田真吾、西口想
・国公労連版「SNS活用のススメ」
■第2特集 市場に売られる人権保障
・自治労連・久保さん:自治体業務の包括委託
・国交労組:過疎バス問題など国民の交通権の保障について
・全労働:ハローワークのオンライン化に対する見解
〈単発〉
・九後書記長:韓国の非正規公務員「正規職化」調査について
・管弁護士:アメリカの労働運動最新事情インタビュー

感想・レビュー・書評

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  • こんなものまで読書ノートに落とすのか、と驚く人がいるかもしれませんが、基本的にウエブ書店とリンクできる本は全てアップしています。特集の「労働組合はSNSで運動できるか」に興味を覚え、わざわざ取り寄せました。労働組合をNPO団体に換えれば、現在私が参加している団体&サークルでも、そのまま活用できるのではないか、と目論んだからです。

    座談会の司会者を務めていて、本雑誌の編集者の井上伸氏は、私はFacebookもフォローしているが、労働問題の労働状態分析のエキスパートで、一時期ヤフニュースの個人オーサーをしていた時には常に労働問題では上位アクセスを稼いでいた。彼が作るグラフや表には、滅多にマスメディアに載らない視点に溢れていて、いつも目を覚まされる。

    マスメディアに載らないけれども、どうやって運動を作っていくか(特定の人や世の中に認知されるか)、ずっと試行錯誤を繰り返してきた彼だからこそのノウハウや問題意識があるのではないかと期待したわけです。

    先ずは「サルでもわかる」と副題をつけたらいいかと思われるような資料「国公労連版SNS活用のススメ」がオススメです。特にNPO団体には、「いいとわかってんだけど、やり方がわからん」「炎上とか怖いんじゃないの」というお年寄りが大勢いらっしゃる。その方達に向けて、親切丁寧に書いている。私は第2部「SNS実践編」で、いくつか参考になるところがあった。その更に実践編が、座談会である。東京と地方では全く状況が違うのではあるが、やってみなくちゃわかんないところもある。

    面白かった。

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