女の子は本当にピンクが好きなのか (ele-king books)

著者 :
  • Pヴァイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907276478

感想・レビュー・書評

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  • (2018/8/2再読)
    (2016/6/22了)

  • 『女の子は本当にピンクが好きなのか』
    著者:堀越英美
    発行 2016/2/26 
    本体 2,400円+税 
    ISBN 978-4907276478

     女の子は本当に〈ピンク〉が好きなのか?
     国を越えてこれほど多くの女児がピンク色を好むのは、いったいどういうわけなのでしょう。 二女の母としての素朴な疑問からはじまる、〈ピンク〉の歴史と現代女児カルチャーの考察。 玩具からアニメまで、ドメスティックな現象から海外シーンまで。 女の子が、そして男の子が、のびのびと自分を認められる社会のために──。
     “ギーク母さん"こと、『萌える日本文学』(幻冬舎)や『ギークマム――21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(オライリージャパン)などの著者、堀越英美がウォッチする現代女児カルチャー事情。
     欧米ではこうしたピンク攻勢に警鐘を鳴らす声も大きく活発な議論がかわされています。 本書では「ピンク・グローバリゼーション」現象を取り巻く議論をふまえ、近年社会現象となったアニメ作品や、欧米を中心に模索されているさまざまな玩具に顕著な女児たちの価値観の変遷を分析、そしてピンク色まみれの女児たちが自立した大人となる道を模索します。
     もっともピンク色に溢れているように見える女児向けコンテンツの世界から、いまその窮屈さをはねのけるいきいきとしたアイディアが芽吹きはじめているようです。
    http://www.ele-king.net/books/004984/

    【目次】
    イントロダクション

    第一章 ピンクと女子の歴史
    ピンク=女子はフランス発/きらびやかな男性たち/子供服における男女の区別/黒を追放してピンクを手にせよ/五〇年代アメリカとピンク/厭戦カラーとしてのピンク/ウーマンリブの登場/日本におけるピンク

    第ニ章 ピンクへの反抗
    女子向けSTEM玩具の登場/ピンクに反逆する女児たち/ピンク・スティンクス/政治問題としてのピンク・グローバリゼーション/ジェンダーと玩具/ファッションドールが女の子に教えること

    第三章 リケジョ化するファッションドール
    バービー売上不振の理由/〈プロジェクトMC2 〉とギークシック/イギリス生まれのSTEMドール〈ロッティー〉/セクシーすぎない女子アクションフィギュア/多様化するドール界/男の子だってバービーで遊びたい! /技術があれば女の子も戦える

    第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由
    〝女らしい職業〟と現実とのギャップ/ピンクカラーの罠/なぜ女の子はピンクカラーに向かうのか/改善されない日本/ピンクは母性と献身の色/「プリンセス」は「キャリア」ではない/「かぐや姫」を守るためにできること

    第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」
    ピンクへの拒否感/ダサピンク現象/主体としての一人称「ウチ」/性的客体化が女子に与える害/主体としてのイケピンク

    第六章 ピンク・フォー・ボーイズ
    ピンクの好きな男子たち/「カワイイ」と男子/男の子への抑圧/中年男性も「カワイイ」世界へ/『妖怪ウォッチ』と『アナ雪』が切り開く時代/新しいディズニープリンセス

    あとがき

  • ピンクをめぐって一冊の本になっているのがすごい。とても面白かった。

  • 2018 1/27読了

  • 女の子が本当にピンクが好きなのかを、様々な観点から分析した一冊。

    明確な結論はないので若干消化不良気味だが、ジェンダー論としては面白かった。

  • 小難しい話じゃないので、すらすら読めた。

    ピンクが持つイメージや幼少期の影響による女性性の意識など、言われてみれば確かにな話。自分もピンクに対して「ぶりっ子」「子供っぽい」「"女子"っぽい」というイメージを持っており、服や小物で使うことを避けていました。

    改善するための提案をしているというより、子育て中の母親らしい目線でピンクにまつわる様々な歴史、現状を教えてくれてる感じでした。

    子育てのことなんて想像もできないけど、人工知能やロボットが活躍する時代が迫る中で、STEM女子のくだりを知っておいて損はないと思います。

  • 女として生まれ育ち、なぜこんなにもピンクがついてまわるのか?その理由を知りたかった。そしてなぜ水色や青が好きになってしまったのかも。

    残念ながら本書には明確なその答えは載っていないが、ピンクと女性、ピンクと男性の切っても切れない古くからの関わりを学ぶことができる。

    ただとても共感できる部分もあり、特に「女であるだけで“やっぱりピンクが好き”と押し付けられるのが嫌い(または苦手)」というニュアンスの一文には、いたく感動した。

    ピンクに対する言語化しづらい感情は、こういうことだったのだ! ピンク=女の固定概念に、自称ピンク嫌いの女子たちは怒り、敵対視していたんだ。もしそんな風に言われることもなければ、ピンクはただのピンクであったかもしれないのに

  • テーマとイントロは面白い。肝心の本文は、私見というか偏り(恨み辛み的な部分、思い込みに近しく感じる)がときに目につく。惜しい。

  • おもしろかった!これを読んでいると、情報系の大学へ行けたことが幸福に思える。そして何より、自由な子供時代を過ごしたな、と感じる。両親に感謝。
    また読み返したい。買ってよかった!
    2017.02.09

  • 結局子供の世界は最初親が作り、それから周り流行り廃りの中で育まれる。

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プロフィール

1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。著書に『萌える日本文学』、『女の子は本当にピンクが好きなのか』。翻訳書に、テクノロジーや空想の世界を親子で共有するための指南書『ギークマム』がある。2女の母。

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