女の子は本当にピンクが好きなのか (ele-king books)

著者 :
  • Pヴァイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907276478

感想・レビュー・書評

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  • 2018 1/27読了

  • 女の子が本当にピンクが好きなのかを、様々な観点から分析した一冊。

    明確な結論はないので若干消化不良気味だが、ジェンダー論としては面白かった。

  • 小難しい話じゃないので、すらすら読めた。

    ピンクが持つイメージや幼少期の影響による女性性の意識など、言われてみれば確かにな話。自分もピンクに対して「ぶりっ子」「子供っぽい」「"女子"っぽい」というイメージを持っており、服や小物で使うことを避けていました。

    改善するための提案をしているというより、子育て中の母親らしい目線でピンクにまつわる様々な歴史、現状を教えてくれてる感じでした。

    子育てのことなんて想像もできないけど、人工知能やロボットが活躍する時代が迫る中で、STEM女子のくだりを知っておいて損はないと思います。

  • 女として生まれ育ち、なぜこんなにもピンクがついてまわるのか?その理由を知りたかった。そしてなぜ水色や青が好きになってしまったのかも。

    残念ながら本書には明確なその答えは載っていないが、ピンクと女性、ピンクと男性の切っても切れない古くからの関わりを学ぶことができる。

    ただとても共感できる部分もあり、特に「女であるだけで“やっぱりピンクが好き”と押し付けられるのが嫌い(または苦手)」というニュアンスの一文には、いたく感動した。

    ピンクに対する言語化しづらい感情は、こういうことだったのだ! ピンク=女の固定概念に、自称ピンク嫌いの女子たちは怒り、敵対視していたんだ。もしそんな風に言われることもなければ、ピンクはただのピンクであったかもしれないのに

  • テーマとイントロは面白い。肝心の本文は、私見というか偏り(恨み辛み的な部分、思い込みに近しく感じる)がときに目につく。惜しい。

  • おもしろかった!これを読んでいると、情報系の大学へ行けたことが幸福に思える。そして何より、自由な子供時代を過ごしたな、と感じる。両親に感謝。
    また読み返したい。買ってよかった!
    2017.02.09

  • 結局子供の世界は最初親が作り、それから周り流行り廃りの中で育まれる。

  • 面白かった!
    なぜピンクが女性の色となったのか、日本と海外の歴史から始まり、女児向け玩具などを具体例として現状も丁寧に述べられている。
    親しみやすい切り口からのジェンダー論。
    幼い頃からピンクに憧れと憎しみを抱き続け、近年ようやく和解しつつあるつもりだった私にうってつけの本だった。
    とりわけハッとしたのはここ。

    『ある母親は、自分がなぜ娘がピンクを好むことを嫌がるのかを自問した。「キラキラ、ピンクのプリンセス、デコネイル、ティアラ……そうしたものを弱く、退屈で、頭の悪いことと同一視していたのね。それは間違いだった」』

    ああそうか、ピンクに見下されていると思っていた私は、ピンクを見下してもいたのか、と目の醒める思いだった。
    更にこの本が良かったのは、女性だけでなく男性についても言及されていること。

    「ピンクの女性性の押し付けに悩む女性たちが自分だけのイケピンクを見つけるように、既存の男性性と相いれない男の子が自分だけの男性性を見つけられるよう、大人が助けてあげられることもあるのではないだろうか。」

    ここでは子供について書かれているが、年齢問わず、押し付けのジェンダー性の苦しみを軽減していくにはどうすれば良いのか、考えていきたい。

  • 『ベイマックス』(2014)がよかったのは、カッコよくて可愛い理系チームが子供向けに作られたこと。ピンクをまとったハニーレモンが化学のエキスパートであること。これは世界中のいろんな人たちがピンクシンドロームから抜け出そうとしたあげく、結果としてこうなっていたんですねえ。科学嫌いは乗り越えられるが、ピンクの魔力からは逃れられない…。

    STEMっていい言葉ですね。ギークやリケジョが作っていった既存のイメージを乗り越える力を感じます。

  • 2016/06/21 読了

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