せかいいちの いちご

著者 : 林木林 庄野ナホコ

• 小さい書房 (2018年6月28日発売)

作品紹介・あらすじ

ふえると、へる。 増えると、減る。
いちごが増えて、減ったものとは？
子どもにも大人にも届けたい絵本。
好評の『二番目の悪者』につづく、林木林と庄野ナホコによる絵本、待望の第二弾！

感想・レビュー・書評

[なおなおさんの感想 · 2023年10月26日]

可愛い絵本。
ブク友のかなさんのレビューからずっと気になっておりました。

初めてひと粒のいちごを手にするしろくまの喜びや幸せな気持ちから、大切なことの本質に気付かせてくれる、大人向けの話かな。

──ある日主人公のしろくまに手紙が届く。
「いちご　おとどけいたします」

まぁ、なんですって？いちごを？
いちごってなんだっけ？
ああ思い出した！あの可愛らしい赤い実ね！
どきどきしちゃう。
食べるなんて勿体無い。
窓辺に飾りましょう！
でも私の白い耳に飾ったら似合いそう。
どうしましょう……───

(余談)私の思い出のいちご♡*:.｡.
・いちご牛乳。
　いちごに牛乳とお砂糖を。いちごを専用のスプーンで潰すといちご液がジュワーっと出てきて、牛乳がピンク色に染まっていく。可愛いピンク色になるまで妥協せず、ねばるwいちご牛乳も潰したいちごも美味。いちごスプーンが万能で、あのスプーンごと懐かしい…。
・いちご狩りで、お客に厳しめの農園のご主人。
　「いちごはヘタ側から食べろ！」とお客の食べ方に目を光らせるのだ…怖っ^^;…でもありがと。

[アールグレイさん · 2023/10/26]

子供にあげてしまう･･･そう、母の気持ちは自分が母になり、同じことをしている。
苺、そうですね、きっと昭和の食べ方！

[かなさん · 2023/10/27]

なおなおさん、おはようございます！
読んで頂けて嬉しいです(^^)
でも、なおなおさんがレビューすると
同じ作品なのに、可愛いさが倍増してるように感じます♡

それと、なおなおさんのアイコン
めっちゃ可愛いです♡♡

[なおなおさん · 2023/10/27]

かなさん、おはようございます。
この本、良かったです。
表紙のピンクも可愛いし、上品なマダム!?のしろくまの語り口も良かったです。
ありがとうございました。
レビューも脱線してしまいがちです^^;
誕生週限定アイコンでは、まずこの素敵な本でレビューしたいなと狙いました笑

[かなさんの感想 · 2023年8月17日]

　林木林さんの作品「あかり」がとっても好きで、こちらも読んでみようと思いました！何とも可愛い絵本でした。

　ある日、シロクマのところに、「いちごをお届けします」と手紙が届きます。シロクマは、いちごってどんなものだったか、受け取ったらどうしようか…思いを巡らします。その後、いちごが届きシロクマはお喜びです。それから、毎年いちごがシロクマのもとに届くようになるのだが…。

　『増えると減る』…いちごが届く、ページをめくるとともにシロクマの表情がさみしげになっていくのが印象的でした。特別なことが日常的になっていく…当たり前の日常をそれでよしと思わず、ちいさなことでも感動をもって過ごしたいなって、思えました。

　あ…私、いちごアレルギーで、いっぱい食べるとじんましんができちゃうんです(;・∀・)
だけど、いちごって、果実の中でも特別な感じがしますよね♪

[かなさん · 2023/08/18]

1Q84O1さん、おはようございます！
家族でいちご狩り～いいですねぇ♪
すぐにお腹いっぱいに？？
まぁ～結構、お腹にたまるものなのかなぁ(^-^;)

私も以前はいちご大好きで
食べすぎたのかもしれません…
突然蕁麻疹が(/_;)

いちごは食べすぎ注意ですよ！
(経験者は語る(^-^;))

[1Q84O1さん · 2023/08/18]

かなさん、了解です(｀･ω･´)ゞ
蕁麻疹に注意して、用法容量を守りながらいちごに挑みます！w

[かなさん · 2023/08/18]

1Q84O1さん、こんにちは！
はい、いちごを軽く見てはイケません…
用法用量厳守で挑みましょうね(*^▽^*)

[もんさんの感想 · 2022年6月19日]

短い中にも愛らしい感情が溢れている。
シロクマが1人⁈で想像の世界に浸る…
ピンク色の装丁で、とても可愛らしい一冊。

[cinejazz0906さんの感想 · 2022年3月9日]

シロクマさんに手紙が届きます。〝いちご お届けします〟いちごって何だっけ?どこかで聞いたことがあるような･･･｡ああっ､思い出した! 人間の子どもたちが｢いちご いちご｣って､はしゃぎながら､おいしそうに食べていたのを｡贈られてきたのは､一粒の大きな

[erierierinさんの感想 · 2019年8月20日]

"あの時"には戻れない。でもその気持ちを忘れずに大切にしたい。大事なことを教えてくれる絵本。

[ざざあるいは電気羊さんの感想 · 2018年9月27日]

ふえると　へる
増えると　減る

世界一のいちごと言っても、一粒５万円のいちごとかではないですよ。

林木林さんと庄野ナホコさんコンビの絵本。
「二番目の悪者」に続く第２弾ですね。
小さい書房さん、好きです。

[クレクレダンスさんの感想 · 2022年12月4日]

”いのちの　かずが　増えるほど、
　よろこびは　減ってしまう”

[soraさんの感想 · 2022年12月2日]

憧れていたいちごも沢山になってしまうと、一番素敵だったのは、一番最初のいちごでした。

[黒さんの感想 · 2018年12月5日]

購入したのは、クロスに箔押しの特装版。
前面に押し出される乙女的世界観と嗜好の根底に潜みながらも、短い文章の中、ストレートな切り口で本質の是非を問い質してくる内容が、相変わらず最高にロックで好き。

[Dr.（読多ー）あんころ猫さんの感想 · 2024年2月17日]

どんなことでも「はじめての経験」を味わえるのは一生に一度だけ。
そのときの感動や嬉しさを忘れてはいけないですね。

著者プロフィール

詩人、絵本作家、作詞家、翻訳家。言葉遊びの分野でも活躍中。
詩集に『植星鉢』(土曜美術社)、絵本に『おおきなけやき』(鈴木出版)、
『ひだまり』(光村教育図書／産経児童出版文化賞産経新聞社賞)、
『みどりのほし』（童心社／児童ペン賞絵本賞)、
翻訳絵本に『でんごんでーす』（講談社）などがある。

「2022年 『まるがいいっ』 で使われていた紹介文から引用しています。」