密林一きれいなひょうの話

著者 :
  • 瑞雲舎
4.26
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本棚登録 : 145
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907613198

作品紹介・あらすじ

“ひょう”がくしゃみをして目を覚ましたら、自慢のきれいな“はんてん”が三つしかなくなっていました。ひょうは、なくなった“はんてん”を探しに密林に出かけましたが、探し回るうちに、残りの“はんてん”もなくしてしまいました。
ひょうは自慢の“はんてん”を取り戻す事ができるでしょうか?
密林で一番美しい”ひょう”に変身する最後の場面では、この絵本を読んだ子ども達から歓声があがること間違いなし。
工藤直子の瑞々しく美しい文章と、和田誠のシンプルな線で描かれるカラフルなイラストで作られた珠玉の名作絵本です。1975年に銀河社より刊行され子ども達から愛されてきた絵本ですが、その後絶版。今回は待望の復刊となります。

感想・レビュー・書評

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  • 密林に住むひょうは、きれいな「はんてん」が自慢。ところが、くしゃみをして目覚めると、3枚の「はんてん」残して、「はんてん」がなくなっている。ひょうが探しに出かけると、わにやかえる、まんとひひに「はんてん」がほしいと言われ、3枚とも渡してしまう。まんとひひは、「はんてん」はちょうになって飛んでいったと言う。ひょうはちょうに「はんてん」になってもらう。
    ※あって当たり前と思っていたものは、本当に自分の物なのか。思いもかけないものが自分と共存できることもあるかもしれない。和田誠さんの絵がシンプルで好き。

  • 6分

  • よみきかせ 7分
    2024.04.21

  • 工藤直子さんのリズミカルな文章と和田誠さんの味のある絵、ちょっとかたさのある表紙からは想像のつかないほっこりとしたお話しです。
    .
    くしゃみで「はんてん」が飛んでいってしまったヒョウ。その「はんてん」を探しに森の中をさまようも、残った3つの「はんてん」までも欲しいと言われればあげてしまう!
    強くて怖いヒョウのイメージとはかけはなれて…またまた想像とは違う性格の良さ、優しさが一杯です!
    人が喜ぶ顔を見れば自分も嬉しくなる…嬉しさの連鎖が最後には自分にも返ってきます!
    さあ、ヒョウはどんな姿になったでしょう??
    是非ページをめくってみて下さいね。
    .
    最後のページの「はんてん」をネクタイにしているサルと、毛布にしているカエルと、ポケットにしているワニの姿がなんとも可愛くて私のツボです!
    .
    1975年に銀河社より刊行され、子ども達から愛されてきた絵本ですが絶版。その後、待望の復刊となったようです。
    .
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    #工藤直子 おはなし
    #和田誠 え
    #銀河社

    #絵本K

  • 絵本。

    ある日めざめるとじまんの斑点がなくなっていたひょうは斑点をさがして森にでかけましたが三枚だけ残っていた斑点もひとつずつなくなっていき・・・

    この結末でエエんかい? とも思いますがエエんでしょう。

  • みつりんいち
    ひょう
    はんてん

    わに ポケット
    かえる もうふ
    まんとひひ ちょうねくたい

    6分30秒

  • 2021.6.10 3-1
    2021.5.6 1-3

  • ひょうの自慢のはんてんが家出した⁉︎
    残った3つのはんてんも…なくなって…ひょうはどうなってしまうのでしょう。
    発想の転換とおおらかな気持ちと優しい気持ち。
    それが成功の秘訣ですね

  • 工藤直子さんの世界。

    幼い子どもに読み聞かせたい。

  • 1975年に銀河社から発行されたものを
    2018年に復刊したとの事。

    お陰で、工藤直子のなかなか楽しいお話と
    和田誠の絵を楽しむことができた。

    何故か豹


    本書の感想を書くと、投稿しても、尻切れトンボで消えてしまう。

    おかしい!
     やめた。

    バグってるのかも。

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著者プロフィール

台湾生まれ。お茶の水女子大学中国文学科卒業。女性初のコピーライターとして活躍した後、詩人・童話作家に。『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子)で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。野原の生き物や自然が躍動する詩集『のはらうた』は、子どもたちに愛され、ロングセラーとなっている。『ねこはしる』『まるごと好きです』など、多くの詩集・絵本・エッセイがある。

「2020年 『女声(同声)合唱とピアノのための いのちへのオマージュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

工藤直子の作品

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