- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907727253
作品紹介・あらすじ
"史上初の身障芸人"ホーキング青山が明るく答える、身障の恋愛・セックス事情。「スーパーテレビ情報最前線」で大反響!おかげで全国の学校・福祉団体などから講演依頼殺到!さらに「ここがヘンだよ日本人」出演。おかげで、ナンパの時の決め台詞「身障とヤれる機会なんかなかなかないよ」がなかなか使えなくなるかも…。
感想・レビュー・書評
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ハンディキャップのある方がものされる作品に、健常者の読者が期待するものとは何か?一言で言えば「その本を読むことによってウルウルする自分に感動できる」ということだろう。こうした動機を美しいと呼ぶべきか、劣情と呼ぶかは見解の分かれるところではあるが。本書は、そうした「感動したい」読者が最も手にとらない類の本である(そうした人たちこそ、本書を読むべきなのだが)。
人間である以上、霞を食うわけでなし、排泄もすれば性欲も当然持つ。しかし、健常者の多くはそうしたリアルなものを「あってはならない現実」としがちである。以前田中長野県知事が障害者の性の問題について発言したときに、「女性蔑視だ」という批判はあっても、障害者の性にまで言及をしたものは殆ど無かった。この事例は、あってはならないものを無いものとしようとする「建前」を端的に反映したものといえる。
本書は刺激的な事例に満ち溢れている。大いに笑える。芸人ホーキング青山の面目躍如といったところだ。そうした笑いの背後に、建前を超えた現実を考えさせるきっかけがある。そうした意味で本書の歴史的な意義は大きい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み物として、面白いです。
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障害者の性について興味があって読んだ。ちょっと語り口が下品なとこがあるけど、現場を知ることができたり、「オレをみてみんな頑張ってくれ」っていうのがすごい感じた。