だるまさんがころんだ

著者 :
  • カモミール社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907775322

感想・レビュー・書評

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  • 屋根裏の次にこの上演を見て
    「これは間違いない!」と確信した覚えがある。
    でもそれからあんまりヒットがこないので悶々。

  • 最高の戯曲。正直一番好きかもしれん。
    だるまさんがころんだ

    だるまの絵の標識があったら
    そこには何があると思いますか?



    世界には、世界を二回滅ぼす量の地雷が埋まっているそうです。

    すべてが現実。
    痛ましいくらい、すべて現実の話。
    だけどたったひとつのファンタジーが織り込んであります。
    現実を救う唯一の手段が、そのファンタジーだった。
    私にはそれが、希望にも絶望にも見えたのです。

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著者プロフィール

さかて・ようじ
1962年、生まれ。劇作家、演出家。
劇団「燐光群」主宰。
日本演出家協会理事、日本劇作家協会理事。
1991年、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』
(燐光群公演)岸田國士戯曲賞、
2003年、『屋根裏』読売文学賞、
2005年、『だるまさんがころんだ』鶴屋南北戯曲賞
……など受賞作品多数。
2017年から新たな『坂手洋二戯曲集』が
彩流社より刊行され始め、現在、
『バートルビーズ/たった一人の戦争』、
『星の息子/推進派』(2017年)、
『神々の国の首都/漱石とヘルン』(2018年)、
『くじらと見た夢/南洋くじら部隊』(2019年)の
4冊が刊行されている。
他の著書に
『ブレスレス/カムアウト 坂手洋二戯曲集』、
『トーキョー裁判/危険な話 坂手洋二戯曲集』
(共に、而立書房、1991年)、
『火の起源』(而立書房、1994年)、
『青空のある限り』(而立書房、1996年)、
『くじらの墓標』(而立書房、1998円)、
『天皇と接吻  坂手洋二戯曲集』(カモミール社、2002年)、
『最後の一人までが全体である 坂手洋二戯曲集』
(れんが書房新社、2003年)、
『私たちはこうして二十世紀を越えた』(新宿書房、2003年)、
『だるまさんがころんだ Danger!! mines!!』
(カモミール社、2006年)、
『いとこ同志』(れんが書房新社、2007年)、
『坂手洋二 1 屋根裏/みみず ハヤカワ演劇文庫 7』
(早川書房、2007年)、
『坂手洋二 2 海の沸点/沖縄ミルクプラントの最后/
ピカドン・キジムナー ハヤカワ演劇文庫 17』
(早川書房、2008年)、
『普天間』(未来社、2012年)などがある。

「2019年 『8分間/ゴンドララドンゴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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