ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日

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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909048141

作品紹介・あらすじ

一期一会、偶然の世界。だからこそ、「ご自由にお持ちください」にはロマンがある。
「デイリーポータルZ」の人気企画を厳選し書籍化。〈ただ、酒を飲むだけ〉のユニット「酒の穴」のパリッコとスズキナオによる、上機嫌な対話エッセイ集。「展望飲み」「冷やしアメリカ」「ニセ正月」「弁当将棋」……、いつもより幸せのギアを一段階上に入れて、〈無駄と余剰〉の可能性を追求する全26編。

感想・レビュー・書評

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  • 「ご自由にお持ちください」を見つけるまで家に帰れない1日 :: デイリーポータルZ
    https://dailyportalz.jp/kiji/gojiyuuni-mitsukeru

    『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』 | STAND! BOOKS | 本と生活
    http://stand-books.com/gojiyu/

  • タイトルをはじめ面白いテーマがもりだくさん!

    ・サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円分注文する遊びが楽しかった
    ・東京と大阪、それぞれの酒場「酒の穴」で飲む
    ・いつもの自分“じゃないほう”を選ぶご近所散歩
    がお気に入り。

    同じように、地元でも応用できるテーマがいっぱい。お酒は飲めないけれど、十分楽しめそう。

  • まち歩きが好きなので、
    また違った楽しみ方が見つかるかも?と読んでみた本。
    まち歩きというより、酒飲みの本ですね。笑
    酒飲みの聖地のようなお店をいくつか知れて面白かったけれど、企画は思った以上にくだらないというか突拍子のないものがなく、あまり参考にはならなかった。

  • デイリーポータルZは愛読しているので、この本に入っている話は9割以上読んでいます。しかし面白さを減じるどころか、知っているだけに仲間入りしているような気持で読んでいます。そもそもデイリーポータルZ自体が、規制の価値観だけではなく、色々な事を面白がれる感性を育ててくれる優良サイトなので非常に楽しいのですが、この2人はその中でも最も僕の感性にフィットします。
    酒を軸に色々な街や場所をうろついているのですが、いわゆる名酒場がどうとかではなくて、街、人、場所を愛してその生活を愛おしむ感じなんですよね。
    だから大阪から南極、練馬から北極を5時間だけ目指してみたり。ご自由にお持ちくださいを探してひたすらさまよったりするんですが、普通に考えたらやらなそうなことなんですが、近い事って子供の頃やったような気がします。自分ルールで生きる、遊ぶっていつの頃からかしなくなりますが、こうやって自分で勝手にルールを作ってその中で楽しむってとても高等な遊びではないかと思います。自分ももっと自分ルールで自由に生きたいと思います。

  • 「酒の穴」という、いかに面白くお酒を飲むか、と
    いうテーマで飲みのスタイルを実践し、それがエッ
    セイにまとめられています。

    「チェアリング」と称して、つまりキャンプ用のイ
    スを持ち歩き、河原などでお酒を飲むという、コロ
    ナ禍では非常に有効な飲み方であったスタイルを提
    案していたのも彼らです。

    署名の「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで」
    とは、閉店した商店の店先などで不要な食器が並べ
    られていることがあります。そいうシチュエーショ
    ンを見つけるまで、という縛りです。

    他にも「冷やし中華」があるなら、他の「冷やし◯
    ◯」を試そうと考え、冷やし牛丼や冷やしマクドナ
    ルドに挑戦したりします。

    単にテレビを見ながらお酒を飲むだけでなく、「こ
    んなことをやってみれば退屈な日常も違って感じる
    ことがあるよ」と遊び心が満載です。

    人生、楽しんだ者の勝ち、と思い知らされる一冊で
    す。

  • パリッコさんもスズキナオさんもなんて愛おしい文章を書くんだ!!
    また有料配信?飲み放送参加したーい!
    この本ネット注文した時、オンライン飲み会が付いているのを注文したから、皆さんとのおでん用意して飲み食い参加かなり楽しかった思い出(о´∀`о)

    表題の話がが1番面白かった!
    パリッコさん引き良すぎ。空樽のご自由になんて聞いたことすらないわ。にしても、地域によってはいくつもポンポンとあるんですね〜

  • 対話の「はは」が楽しそうでほのぼのしてすごく良い感じ。

  • 企画が面白い
    しゃべってるところ動画でみたい
    芸能人リメイクとかありそう

    酒飲みはなんか何やってても楽しそうだ

  • 2023最初の読了
    ずっと楽しくてにやにやしながら読んでいたが特に第2章の無駄の章が最高。
    2022のクリスマスイブに推しのラジオがあったのだが録音だけしてありまだ聴いていないのでそれをかけながらニセクリスマスを1月中にやってみよう。

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著者プロフィール

1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『つつまし酒 あのころ、父と食べた銀将のラーメン』(光文社)、『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』(スタンド・ブックス)、『晩酌わくわく!アイデアレシピ』(ele-king books)、『天国酒場』(柏書房)、『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(光文社新書)、『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(ヤングキングコミックス)、『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。スズキナオ氏との共著に『のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』(スタンド・ブックス)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『酒の穴』(シカク出版)。清野とおる氏との共著に『赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた』(扶桑社)。2022年には、長崎県にある波佐見焼の窯元「中善」のブランド「zen to」から、オリジナルの磁器製酒器「#mixcup」も発売した。

「2022年 『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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