壇上の大川周明

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  • 毎日ワンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909447180

感想・レビュー・書評

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  • ラジオ放送がなければ身障者FDRは大統領に再選されなかっただろう
    大川は対米戦は無理と知悉しない程無知ではなかったが請われて開戦の12月からラジオ十二回放送で、インドと支那に強い紐帯をもつ日本が白人ことに英米の植民地主義と戦う歴史的必然性を説いた。敗戦の虚無感が抜けた現在読むとなかなか迫力がある。キリスト教を中心としたヨーロッパが宗教改革やフランス革命で人民主義となり、それは自国の利益の為の侵略を是とする民主主義であった…/戦後十年、亡くなる直前、農地解放の愚、英霊や為政者を尊敬しない戦後教育を痛烈に非難

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著者プロフィール

1886年、山形県生まれ。戦前の代表的な思想家。1911年、東京帝国大学文科大学(印度哲学専攻)卒業。1915年、日本へ亡命してきたインド人ヘーラムバ・グプタと出会い、インド独立運動に従事。19年に満鉄入社、同社の東亜経済調査局、満鉄調査部に勤務。同年、北一輝、満川亀太郎らと猶存社を結成する。20年に拓殖大学教授に就任。25年、北、満川、西田税、安岡正篤らと行地社を結成。1932年、五・一五事件に関与したとして禁固5年の判決を受ける。37年に出所すると、日中戦争から日米戦争へと向かう時代のなかで、アジア主義、日本精神の復興を訴え、世論に大きな影響を与えた。日本思想界の象徴であり、その影響力の大きさから、戦後、その著作の多くがGHQによって発禁とされた。また、東条英機らとともにA級戦犯として起訴されるが、精神疾患を理由に不起訴となる。晩年はコーランの全文翻訳を成し遂げ、日本のイスラム研究に大いに貢献した。1957年に死去。著書に『宗教の本質』『日本文明史』『日本二千六百年史』など多数。

「2018年 『大東亜秩序建設/新亜細亜小論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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