おいしさの「仕組み」がわかる 料理のキホン (スマート新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909546081

感想・レビュー・書評

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  • 食材が料理に変わるとき、どういう原理でおいしく(あるいはまずく)なるのか。
    お鍋の中で何が起こっているのか、科学的にわかりやすく説明してくれている良書。
    私みたいな「日々の食事は作っているけど別に特別料理上手ではない」くらいの人が読めばきっと新しい発見があるし、料理が好きで得意な人も「この工程入れると美味しくなるのってそういうことなのか!」っていうのが知れて面白いんじゃないかな。
    (完全初心者さんは、まず調理実習レベルのものを何か作ってみてから読んだほうが楽しめるかも)

  • 料理が苦手です。自分が困らない程度には作ることができるけど、家族が美味しいと言ってくれるにはどうしたら良いのか、本当に私は料理のセンスがない。

    そして同じ料理のレシピを見ても、人によって弱火だったり強火だったり、鍋に入れる順番が違っていたり、理由がわからずいつも混乱している。

    そんな中で、この本で色々と科学的な部分を知ることで、少しは自分の中での判断基準ができそうだ。

    難しすぎたり、あまり食べたことのない部分については覚えられないけど、その時はきっとまたこの本を開くはず。手元に置いておきたい本のひとつになりそうだ。

  • たくさんのレシピを覚えるよりも、原理を知って応用がしたかったので、とても勉強になりました。食材のタンパク質の凝固温度や調理法による特徴、旨み成分や旨みが出る温度などが分かります。
    この本を読んでから、こうやって調理してみよう!ってやりたい事がたくさん湧いてきております。

  • レシピを教えてくれる料理本ではなく、化学反応を使って料理を紹介する本だった。新鮮な驚きと言ったものは無いが、知らなかった事はあったので、趣味で料理をやっている人に取っては試しに読んでみるのもいい本だと思う。

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著者プロフィール

作家・料理家。1981年生まれ。服部栄養専門学校卒業後、料理教室勤務や出張料理人などを経て、2005年『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞し、デビュー。同作は芥川賞候補になる。作家として作品を発表する一方、全国の食品メーカー、生産現場の取材記事を執筆。料理家としても活動し、地域食材を活用したメニュー開発なども手掛ける。『ぼくのおいしいは3でつくる―新しい献立の手引き』(辰巳出版)、『もっとおいしく作れたら』(マガジンハウス)、『低温調理の「肉の教科書」―どんな肉も最高においしくなる。』(グラフィック社)など著書多数。

「2023年 『樋口直哉のあたらしいソース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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