古代政治史の死角

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  • 花鳥社
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909832511

作品紹介・あらすじ

政治は誰のためにするものか。

律令制定に尽力した藤原不比等、政権に叛旗を翻した藤原広嗣、天然痘に苦しむ人民を見過ごした聖武天皇——皇族・貴族など支配者層の目に、国家・社会・民衆はどう映っていたのか。
為政者たちの視点からこぼれ落ちた事実をすくいあげ、歴史を再評価する。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い話と、あまりに細かく読み飛ばした話が混在している。神武東征について既存の説を撫で切りにしたはいいが、著書の説は「創作」であった。ちょっとがっかりと思うが。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。

学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。

神奈川学園中学高等学校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長を歴任し、その間、学習院女子短期大学・鶴見大学文学部・中央大学文学部・早稲田大学商学部非常勤講師を兼務。
現在、奈良県立万葉文化館名誉研究員、早稲田大学エクステンションセンター講師。

単著に、『白鳳天平時代の研究』(2004、笠間書院)、『古代の神々と王権』『天平の木簡と文化』(1994、笠間書院)、『天平の政治と争乱』(1995、笠間書院)、『古代の王朝と人物』(1997、笠間書院)、『古代史の異説と懐疑』(1999、笠間書院)、『古代の豪族と社会』(2005、笠間書院)、『万葉集とその時代』(2009、笠間書院)、『古代史の謎を攻略する 古代・飛鳥時代篇/奈良時代篇』(2009、笠間書院)、『古代の社会と人物』(2012、笠間書院)、『日本史の謎を攻略する』(2014、笠間書院)、『現代語訳魏志倭人伝』(2014、KADOKAWA)、『思い込みの日本史に挑む』(2015、笠間書院)、『古代史の思い込みに挑む』(2018、笠間書院)、『闘乱の日本古代史』(2019、花鳥社)、『飛鳥奈良時代史の研究』(2021、花鳥社)ほか。

「2022年 『古代政治史の死角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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