“ニューノーマルな世界"の哲学講義

著者 :
  • アルタープレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910080031

作品紹介・あらすじ

先行き不透明な“ニューノーマル”の世界を疑え!!
学問領域のみならず、テレビ、新聞、Webメディアなどで幅広く活躍する哲学者・西谷修による、現代の人間が「哲学的に考える」ことについての超入門書。キャッチーだけど空疎で怪しい「言論」がネット空間を埋め尽くす今の社会で、人間がまともにものを考えるためにはなにが必要なのか? そもそも考えることってどんな意味がある? 古代より人類に脈々と受け継がれてきた「哲学の伝統」、現代社会を形作った「戦争と文明の歴史」、オリンピックにもかかわる「身体性」などのキーワードを深く解析。コロナ禍、無限に拡張するデジタル技術――あらゆるものが不安定かつ急激に変化する世界に、「ただ流される」ことなく生きる方法のすべてがここにある!!

感想・レビュー・書評

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  • 231119-3-6

  • 2020年の出版。「第2章 考えることの実践、戦争とオリンピック」「戦争、核兵器なんて、自分たちの生活にはあまり関係ないと思われるかもしれません」と記述、2年前は確かにまだそう感じられていたのだと思わずにいられない。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1404793

  • 104

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著者プロフィール

西谷修(にしたにおさむ)
哲学者。1950年生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。明治学院大学教授、東京外国語大学大学院教授、立教大学大学院特任教授を歴任したのち、東京外国語大学名誉教授、神戸市外国語大学客員教授。フランス文学、哲学の研究をはじめ幅広い分野での研究、思索活動で知られる。主な著書に『不死のワンダーランド』(青土社)、『戦争論』(講談社学術文庫)、『夜の鼓動にふれる――戦争論講義』(ちくま学芸文庫)、『世界史の臨界』(岩波書店)、『戦争とは何だろうか』(ちくまプリマー新書)、『アメリカ異形の精度空間』(講談社選書メチエ)などがある。

「2020年 『“ニューノーマルな世界”の哲学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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