- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910154268
作品紹介・あらすじ
どうしてもサンタクロースに会いたくて、雪ダルマは旅に出ました。
でも、たいへんな苦労が……。
雪ダルマは、野をわたり、山をこえ、川の流れをたどりました。あるき、つまずき、すべり……。やれやれ、すっかり道に迷って。
カラスに、オオジカに、キツネに、ウサギに、オオカミに、クマに、道をききながら歩みます。でも、そのたびに持っているものをせがまれて、雪ダルマは鼻のニンジンまでさしだしてしまいました。
それでも、ついにたどりつき、手ぶらの雪ダルマは、サンタクロースにあやまります。すると、サンタはこう言います、「ぼくは贈り物をするけれど、お返しになにかほしいわけじゃないんだよ」。
人と手をたずさえることの厳しさと、難しさ、そして喜びを伝える、フランスの絵本作家ティエリー・デデューの世界。『雪ダルマはいきている』(ぷねうま舎、2021年1月刊)、『オオカミのクリスマス』(ぷねうま舎、2021 年11月同時刊行)に続く、クリスマス絵本第3弾。
感想・レビュー・書評
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〝どうしてもサンタクロ-スに会いたくて、雪ダルマは旅に出ました〟山高帽に赤いマフラ-、人参の鼻を付けた雪ダルマは、野をわたり、山をよじ登り、雪道に迷うたび、動物たちに道を尋ねる 「サンタさんの処には、どう行けばいいのか教えてくれる」 鴉に、大鹿に、兎に、狼に、熊から「教えてあげたら何くれる」とお代をせがまれ、鼻の人参まで差し出すはめに。やっとサンタさんに会えたけれど、何もあげるものがない・・・「ワタシは贈り物はするけれど、お返しが欲しい訳じゃないんだよ」とサンタさんは答えて、小さなプレゼントを手渡す・・・
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⛄️雪だるまくんがサンタさんに会いに行くのですが、少し切なくて、ちょっとほっかりするお話。
とにかく絵が素敵。可愛らしいだけではない出てくる登場獣?物の表情がとても魅力的です。 -
2022.07.31