ドイツ表現派紀行

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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910646022

作品紹介・あらすじ

ドイツ表現派は1920年代の10年間だけ活発になったドイツ固有の総合芸術運動で、この時代フランスはアールヌーボー、日本では大正ロマンと、世界各国がそれぞれに芸術を謳歌した。ドイツ表現派はそれまでの建築様式と違って権力を誇示するような装飾はなく、バウハウスの合理主義的機能美もない。一見矛盾に満ちた建築でありながら、建築が何かの形象を模倣した面白さがある。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ケルン、ハンブルク、東ベルリン、西ベルリン、チェコ・プラハなど、表現派建築やその街の写真を撮りながら歩いた4か月の道程。撮影から40年という時を経て、未発表作品を多く含む写真集として刊行する。

著者プロフィール

1944年、中国鞍山に生まれる。1965年、日本大学芸術学部写真学科中退。同年、『抵抗』(未來社)を自費出版。1969年、成田空港建設に反対する三里塚の農民を取材し、1972年、写真集『三里塚』(のら社)にて日本写真協会新人賞受賞。1976年、『アサヒカメラ』誌に連載したシリーズ「村へ」にて第1回木村伊兵衛写真賞受賞。主な展覧会に「タイムトンネルシリーズ Vol.20 北井一夫〈時代と写真のカタチ〉」(2004年・ガーディアン・ガーデン)、「いつか見た風景」(2012年・東京都写真美術館)など。主な写真集に『村へ』(1980年・淡交社)、『新世界物語』(1981年・長征社)、『フナバシストーリー』(1989年・六興出版)、『いつか見た風景』(1990年・蒼穹舎)、『1970年代NIPPON』(2001年・冬青社)、『流れ雲旅』(2016年・ワイズ出版)、『過激派の時代』(2020年・平凡社)など。エッセイ集に『写真家の記憶の抽斗』(2017年・日本カメラ社)がある。

「2023年 『ドイツ表現派紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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