これはのみのぴこ

著者 :
制作 : 和田 誠 
  • サンリード
4.11
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本棚登録 : 795
レビュー : 144
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784914985011

感想・レビュー・書評

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  • 谷川俊太郎さんの言葉遊びの詩に、和田誠さんの鮮やかなイラスト。
    子どもたち、年齢を問わず大喜びの一冊。
    「バナナのはなし」や「ふしぎなナイフ」「まるまるまるのほん」などと共に、時間調整にとてもお役立ち。メインにこそならないが、時間が余った時とかお話とお話の継ぎ目にどうぞ。約6分半。幼児から。

    「これはのみのぴこ」の一行とイラストが最初の見開き。
    次ページから一行ずつフレーズが増えて、最後の方はテキストページが隅までいっぱいになる。手描き風の文字は大きめで読みやすい。
    読み手としてはある種スリリングなものがあり、「さて、次のページをかまずに読めるかな・・?」という不安と「よし、やってみせたる!」というチャレンジ精神とがせめぎ合う。

    だらだらと平板にならないように、緩急をつけて読むと更に楽しい。
    はじめはゆっくり読み出して、行数が多くなってくるにつれリズム良く、たったったっと。
    でも、行数が多くなっても最後の一行はゆっくり読んでね。次に繋がる大事な一行になるので。
    肺活量自慢のひとが一気に読んで「おお!」と感心されたり、私のように途中ゼーハーゼーハー・・となって子どもたちに笑われたり。どちらにしろ面白い。
    でもかまずに最後まで読み切ると、ちょっとした達成感に小さなガッツポーズをしたくなる。
    ぜひおうちでもどうぞ。

  • 新宿ブックファーストの「名著百選」で、某氏が『アナウンスの練習に…』と紹介されていた。確かにページを捲る毎にどんどん増えていく、ひらがなの洪水。よどみ無くはっきり音読するのは至難かも。息継ぎはどこで(笑)?

  • 「これはのみのぴこ」そしてページをめくると…
    「これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもん」

    ページをめくるたび、一行づつ増えるんです。
    どんどん増えるんです。

    出会いは、読み聞かせの講習会でした。読み聞かせボランティアをしている方が、大人の前で読んでくださったのですが、私は釘付けでした!
    「おもしろい♪」
    単純な言葉の繰り返しでしかないのですが、引き込まれる!
    これは絶対、子供に読んであげたいと、図書館へダッシュしましたよ。
    我が子も大喜びで「やはり!」と云う感じでした。

    これを上手に読むには、若干の練習が必要になるかも知れません。
    声に出す!これは目で追う本ではなく、声に出すための本だと思う。

    ラストまでスムーズに一気に読め終えたときには自分もめちゃめちゃすっきりするし、子供にも「おめでとう」と言われます。何故?
    読み聞かせでは拍手も…何故?
    それは読んでのお楽しみってことで!
    ポイントは勢いです。笑

  • これは のみの ぴこ。の一文から始まる物語。
    これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの… と展開していく。
    そうつながるのか!という驚きがあり、黙って読んでも楽しい。
    これを読み聞かせとかすると、「これはのみのぴこの…」と同じ文が繰り返し繰り返し読まれることで呪術的な空間が立ち上がってくる… ヤバい一冊ですね。ヤバいよ。

  • 3年生のおはなし会で読みました。どんどんと言葉が重なっていって、最後には一息で言うのも大変!でも、一息でいっきに早口で言うと、子ども達も大喜び。読んだ後、自分達でもチャレンジしていました。

  • 有名らしく気になっていたので、図書館で借りた。

    「これは のみの ぴこ」
    から始まる、連想ゲーム・繰り返しのことばあそび絵本。

    ん?と思い、ページをめくると、繰り返しのはじまりはじまり。
    左側に文、右側に絵、テンポよく進む。
    そこ?というような展開もあり、繰り返しも楽しい。
    暗記の苦手な私が、頭の中でぶつぶつ・すらすらいいながら、よめた。
    まわって・めぐって・つながって。
    和田誠さんの絵、いいなぁ。

  • 読み聞かせ練習。

    これはすごい。
    区切り方は難しいけど、リズムが楽しい。
    できることなら一息で1ページ読み切りたいところ。

    うちの祖母に口頭で内容をざーっと言ったら
    『ボケ防止に良いわ』
    とのこと(笑)

    • 実優子さん
      肺活量には自信のあった私でも少々苦しかったです(苦笑)
      子どもだったら楽しく競って遊ぶでしょうね☆
      肺活量には自信のあった私でも少々苦しかったです(苦笑)
      子どもだったら楽しく競って遊ぶでしょうね☆
      2012/07/01
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「子どもだったら楽しく競って遊ぶでしょうね☆」
      声に出して楽しむなら、谷川俊太郎の「ことばあそびうた」もお薦めです!
      「子どもだったら楽しく競って遊ぶでしょうね☆」
      声に出して楽しむなら、谷川俊太郎の「ことばあそびうた」もお薦めです!
      2012/07/03
    • 実優子さん
      “谷川俊太郎の「ことばあそびうた」もお薦め”
      読もうと思ってまだ手を出してない1冊です^^;
      “谷川俊太郎の「ことばあそびうた」もお薦め”
      読もうと思ってまだ手を出してない1冊です^^;
      2012/07/30
  • マザーグースにある「クリスマスの贈り物」形式。

  • 子どもの頃のお気に入りの絵本。楽しくて、何度読んでも飽きませんでした(^^)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「何度読んでも飽きませんでした(^^) 」
      積み上げ歌と言う形式で、マザーグースにある「これはジャックが建てた家」も同じですね。
      当代きって...
      「何度読んでも飽きませんでした(^^) 」
      積み上げ歌と言う形式で、マザーグースにある「これはジャックが建てた家」も同じですね。
      当代きっての詩人谷川俊太郎にとっては当然なのでしょうが、しかし上手いなー!
      勿論、当代きってのイラストレーター和田誠のセンスも光ってます。。。
      2013/04/25
  • 理屈抜きで多いに楽しめる「ことばあそび」。
    和田誠さんの絵がこれまた◎。
    「ぴこ」はあなたともつながっているかもしれない。

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著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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