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- / ISBN・EAN: 9784915777295
感想・レビュー・書評
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友人からプレゼントで頂いた絵本。
たまたま自分のタイミング的なものもあったと思うけれど、ここ半年くらいは季節が目まぐるしく過ぎていった感じがあって、その季節ごとのあれこれをじっくり味わっていなかったな、と気付かされた。
その季節の景色や花やおいしいもの。を、じっくり見て匂いを嗅いで味わって…それはきっと、心が忙しないときにはできないのだと思う。
今、それがじっくりできそうな状態になって気付いた。ここ最近、それができていなかった、と。
お花見したり旬のもの食べたりはしていたんだけどね。でも、心が違うところにいっていた気がする。
この絵本の少女は、季節ごとのあれこれを、きちんと大事に生きている。じっくり見て匂いを嗅いで味わって…ということを。
そして季節は自然と次のものへと移り変わり、いつの間にひとめぐりしている。
年を重ねるごとに何かに驚くことは減っていくと思う。未経験の事柄が、だんだん少なくなるせいで。
だけど、驚かなくていい、自然と感じればいい。シンプルに、四季のあれこれを。
そんな風に思えた、静かで力強い絵本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/26346 -
季節、それぞれに良さがあるわ…
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私の好きな方です。自然を愛した人の季節の楽しみ方はすばらしいと思います。 -
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その中でも特に好きなのがこの一冊。 -
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とうもろこしやかぼちゃは秋のにおい
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すえもりブックス -
少女が五感を使って季節を楽しむ。
絵に対する文章量が少ないから、読みやすいだろう。