アメリカ史のアイロニー

  • 聖学院大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915832444

作品紹介・あらすじ

本書の大部分は二つの連続講演から成り立っている。ひとつは一九四九年五月にミズーリ州フルトンにあるウェストミンスター大学でジョン・フィンドリー・グリーン基金の援助のもとに行われた連続講演であり、もうひとつは一九五一年一月に、ノースウェスタン大学で、その年のシェイファー基金講演として行ったものである。この二つの連続講演では、ともにキリスト教信仰の立場から、昨今の世界状況におけるアメリカの立場について論じている。

感想・レビュー・書評

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  • The Irony of American History(1952)

  • 【部分読了】
    訳者あとがき

    第1章 アメリカの状況におけるアイロニーの要素
    第3章 幸福、繁栄、そして徳
    第7章 アメリカの将来
    第8章 アイロニーの意義

    深井先生に授業ですすめられてから2年半以上経ってようやく手をつけられた。いつか最初から最後まで通して読みたい。第2章と付録もこれから読む!

  • 思想的な用語、それも基本的な用語の訳し方が変だったり(「必要かつ十全」とか)、日本語として微妙な表現も多く(「より以上のもの」とか)、修飾関係も見えにくい文章に満ちていて残念。

  • 『アメリカ史のアイロニー』( 聖学院大学出版会 2002)
    原題:The irony of American history
    著者:Reinhold Niebuhr(1892-1971)

    【版元の内容紹介】
     アメリカは20世紀の半ば,突如として,国民的経験も精神的準備もないままに世界史的勢力として台頭し,世界史の中に踊り出た.この「大国」アメリカはどこに向かうべきか.本書は,原書が1952 年に出版されているが,世界史的「大国」アメリカの問題を「権力の腐敗」の問題として鋭く抉り出し,アメリカを自己認識と責任意識へと導こうとする,現代の問題をも照射するアメリカ論の新訳である.付録として巻末にニーバーの「ユーモアと信仰」を所収.
    http://www.seigpress.jp/book/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%8F%B2%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC


    【目次】
    第1章 アメリカの状況におけるアイロニーの要素
    第2章 イノセントな世界におけるイノセントな国
    第3章 幸福、繁栄、そして徳
    第4章 運命の支配者
    第5章 ドクマに対する経験の勝利
    第6章 国際的な階級闘争
    第7章 アメリカの将来
    第8章 アイロニーの意義
    付録 ラインホールド・ニーバー「ユーモアと信仰」

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著者プロフィール

1892-1971年。アメリカの神学者、倫理学者。エルムハースト大学、イーデン神学大学、イェール大学神学大学院に学ぶ。デトロイトのベセル福音教会牧師を経て、ニューヨークのユニオン神学大学院教授。〈ネオ・オーソドクシー〉と呼ばれる神学傾向の代表的存在。国務省の政策立案委員会の顧問も務め、アメリカの外交政策に大きな影響を与えた。著書に『ソーシャルワークを支える宗教の視点』『アメリカ史のアイロニー』『人間の運命』(共に聖学院大学出版会)、『道徳的人間と非道徳的社会』(白水社)などがある。

「2017年 『新版 光の子と闇の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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