漁師が山に木を植える理由 (EARTH FRIENDS)

  • 成星出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916008855

作品紹介・あらすじ

10年前から植林活動をつづけている気仙沼の漁師・畠山重篤と、"海の砂漠化"の謎を解き明かした北海道大学の松永勝彦教授。この二人が、自然の恵みについて、海の砂漠化について、地球環境の保護について大いに語り合った。

感想・レビュー・書評

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  • 漫然と森や林などが
    あった方が自然環境的には
    いいだろうし
    その恩恵で海や川にも恵みが
    あるだろうな〜とは
    思ってはいたけど
    科学的根拠でも確定
    その事を
    知ってると知らないとでは
    大きいと思う

    震災以前の本だけど
    震災後も活動が続いているよう
    素晴らしいなと思う

    ローカルブックストアキタにて購入

  •  実際の漁師さんと、森と海の関係を研究している研究者がタッグを組んで、「理論」と「実践」双方からよりよい循環環境を作り上げていくレポート。
     なぜ、森が上流にあると海が豊かか、その科学的根拠、ダムの功罪、森を作り上げる活動の紹介、活動の海外展開、子どもたちへの教育などを対談形式で進めていく。この活動の中では、対立しあっていたコミュニティ(上流農業・畜産組と下流漁師組)がひとつの河川&沿岸インフラ上の活動を通して仲良くなったりもしていく。
     こういう全体も細部も両方見ていくような活動は、割りと日本が得意だし、実際に成果も上がっていて、世界にもっと広がっていってほしい。
     興味深いし、でも、読みやすいし、良い本でした。

  • 図書館で借りて読んだ。
    海で行うカキの養殖が、山の樹木の葉の影響を受けるのを知って地球は循環してるんだなぁと思った。

    フルボ酸鉄 植物、特に葉っぱが腐るときに生まれる物質のフルボ酸に鉄が結びついたもの。

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