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- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916199645
感想・レビュー・書評
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雪のごとく白い肌、森のごとく黒い髪、血のごとく赤い唇。それは、雪のごとく白く清らかに生まれ、罪のごとき赤と黒に染まりて死すことの表象なのか…。過酷な運命に翻弄される二人の「白雪姫」の物語。
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征服者によって無理矢理王女にさせられた母と、愛情なく産み落とされた娘が過酷な運命に翻弄される話。
白雪姫がベースになっている。鏡、リンゴ、7人の小人などおとぎ話要素が詰まってるのに、エロティックでダーク。 -
カバーとタイトルと題材に引かれて読み始めました。歴史とファンタジーの混沌とした風がよかったです。でも、とんとん拍子すぎて物語としての一貫性を欠いているような気もしました。広く浅くというのは、外国文学の特徴だとは思うのですけど…イラストと雰囲気は大好きな作品です。レイプシーンが無駄に多い気が。
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…気づかない間に翻訳がでてました。いそいそと購入しました。エロかったです(笑)そしてブラックでした。悪趣味一歩手前。しかし読み終えると読後感は悪くなく、面白いと感じたりしました。白雪姫がモチーフになっているダーク・ファンタジー。終わりのフレーズ「血のごとく赤く」は、短編集を思い出させてくれます。無性に再読したくなりました。