バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由

著者 :
  • DU BOOKS
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本棚登録 : 215
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925064897

作品紹介・あらすじ

渋谷の老舗バー“bar bossa"店主、経営のコツを伝授!
移り変わりの激しい渋谷の街で、約20年間も同じ立地で、ボサノヴァのかかるワインバーを経営している著者が、ずっと同じスタイルで経営を続けていける秘訣は一体どこにあるのか! ?
バー好き、酒場好きはもちろん、バーをやりたい、飲食店を開業したいという夢をもつ人の必読の書!

感想・レビュー・書評

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  • 著者の「ワインバーをやってみて分かったこと」の諸々をたった1600円+税で知ることができる。飲食店の開業に興味のある人には、その志が確かなものであるのかの試金石となる内容だと思う。

  • 渋谷のBAR BOSSAの店主である林さんが書いた、ワインバーをどのように経営いているか、の本ですね。どのようにしてワインバーを始めたのか、という経緯も面白い、またワインバーをどのように経営するかもわかって非常に興味深いです。

    トライアンドエラーで、どんどん店を良くしていく様が非常に読んでいて心地よいですね。

    また、私、個人的にはバー好きなのですが、バーにおいてお客様をどのように扱うかや、看板をどのように置くと良いか、など経験に即した内容がたくさん書いてあって、非常に楽しむことが出来ました。

  • noteで長く読んでいる著者のバーへの愛に満ちた一冊。しかし今回の新型コロナの影響によりバーBossaも続けられるかどうか...。心配である。

  • ドライで論理的な性向とお金儲けへの欲をうまく掛け合わすことが、商売を長く続ける基本的な姿勢のように感じた。お店を始めようとする人や始めることを夢想する人は参考になる部分が多いと思う。

  • これ読んで、実際に行ってみた。東京的な距離感の素敵な店。でも、もう行かないかな。

  • 感想としては、深いというよりも面白い、という感じ。
    業界内では一般的だけれど、それ以外の人は知らないような、家賃・原価・音楽・近所付き合いのような話題が豊富で、「へー、そうなんだ」という感じの面白みがある。

    あとは、お客さんのエピソードを楽しむための本。

    バーについてより深く知ることができるのは、「スタア・バーへ、ようこそ 」の方だが、こちらはこちらで悪くない。

  • 酒は好きだけどワインは滅多に飲まないし、バーには行かないし、音楽好きだけどボサノヴァはほとんど聴かないのになんでこの本が気になったのかというと、副題の「渋谷でワインバーを17年続けられた理由」が気になったからだと思うのだが、結局その理由はなんだったんだろうか、そういえばイマイチわからない。

    読みやすくまとめられた裏話やエピソードは飲食業界の人間じゃなくてもおもしろい。

  • 【選書者コメント】バーが好きだから!
    [請求記号]6730:454

  • 試行錯誤の連続。お店を経営することの喜び、辛さが凝縮。

  • いろんなお客さんのが来るだろうバーの裏側を覗かせてもらえました。お店に合うお客さんに来てもらう工夫や、断る時、トラブル時の対処など、なるほどと思いました。いろんなお客さんのいろんな事情やいろんな話は、小説や映画よりおもしろいだろうなぁ。2013.12

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著者プロフィール

林伸次(はやし・しんじ)
1969年生まれ。徳島県出身。渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」店主。
レコファン(中古レコード店)で2年、バッカーナ&サバス東京(ブラジリアン・レストラン)で2年、フェアグランド(ショット・バー)で2年勤務を経た後、1997年渋谷にBAR BOSSAをオープンする。
2001年ネット上でBOSSA RECORDSをオープン。『ボサノヴァ』(アノニマスタジオ)に寄稿。選曲CD、CDライナー執筆多数。ソウルのボサノヴァ好き韓国人ジノンさんとの往復書簡ブログ「The Boy From Seoul & Tokyo」執筆中。
「カフェ&レストラン」(旭屋出版)で「扉のむこうがわ日記」を、クリエイターと読者をつなぐサイト cakesで連載中の「ワイングラスのむこう側」は累計アクセス数で歴代1位。著書に『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』(DU BOOKS)、『ワイングラスの向こう側』(KADOKAWA)。

「2016年 『バーのマスターは、「おかわり」をすすめない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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