日本の神話

著者 :
  • のら書店
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本棚登録 : 140
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931129139

作品紹介・あらすじ

古代人たちの豊かな想像力や願いから生まれた神々の物語を、美しい文と絵でおくります。国生み/荒れるスサノオ/天の岩戸/ヤマタノオロチ/ワダツミノヒメ 他全19編収録

感想・レビュー・書評

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  • 松谷みよ子の文で読む日本神話。古代の人々のねがい、おそれ、いのりから生まれ語り継がれた神話をもう一度読んでみませんか。切り絵のような司修の絵も素敵です。

    図書の会 S

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770413

  • とても分かりやすい!
    そして文章がきれいなので、神々の大変なことを読んでいても心が穏やかでいられます。日本の神様って人間らしさがありますね。

  • 108

  • 松谷みよ子さんの解説の日本神話への思いに
    自分の日本神話が好きな理由がわかった気がしました
    古事記などを読む前の入門書として
    高学年の子どもさんが読むのによいかと思いました

    文、松谷みよ子さん
    絵、司修さん

    後記、松谷みよ子さん解説より
    古代に生きた人々のゆたかな想像力やねがい、おそれ、いのりから生まれ語りつがれた国生みの話や神々の物語
    これらのいいつたえを記したものが「古事記」「日本書紀」「風土記」
    日本の神話のおおらかさ、無邪気さ、人間らしさ
    日本神話と歴史を混合することなく、むかし話をたいせつに思う心と同じ心で、日本神話を大切にしたいと思うのです

  • ◆きっかけ
    アノニマスタジオHPの『仕事人の本棚』第14回鈴木屋酒店 兵藤昭さんの回より。安珠ちゃんのキラキラした目が印象的。今後娘に読む神話の本をどれにしたらいいかなと思っていた中ここで紹介されていて、松谷みよ子さんの本ならきっと素敵だ!と思って。2017/1/26

  • 舟崎さんの絵本「いなばのしろうさぎ」は途中までの話だったのね。オオムナジは意地悪な兄神たちをふったヤガミヒメと結ばれるものだとばかり思っていたのに、彼女の片思いに終わるとは。スサノオの無邪気なやんちゃっぷりもすごい(笑)大阪の小学生が喜びそうな話もいっぱいだ。まさか神様がそんなことを!?と思わず笑ってしまう。切ない話もあるけれど、全体的におおらかでいいなぁ。松谷さんの巻末解説は必読。「神話と歴史を混同することなく」読む側もおおらかに楽しみたい。

  • ★★★★☆
    語り口調がやわらかく、日本の国つくりの神話が染み入るように。
    いなばの白兎のときに大国主と出会った娘さんはどうしたのかなあ?というちょっとしたひっかかりも、きちんと触れています。
    (まっきー)

  • 2011年12月31日

  • 松谷みよ子さんが書く日本の神話いろいろ。
    数あるジャンルの本ですが
    これが一番自分の中でしっくりきました。

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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