本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
- / ISBN・EAN: 9784931129368
感想・レビュー・書評
-
『お話』って凄い力があるって事に気付かせてくれる。静かにお話して聞かせる中に、さらりと一人で生きていくことの淋しさ、皆で一緒に生きていく大切さ。自分の喜びも素敵だけど誰かと一緒に喜びを共有できるってもっと素敵な事であること。誰にもやがて訪れる別れ(死)にそっとふれながら、生まれること、生きていくこと、たとえ肉体の別れがあっても、生きている者の目に耳に心に生き続けることをしっかりと考えさせてくれるのだ。
分厚い人生書、哲学書、指南書もいいけれど、この、友情と愛と生の物語の一冊を手に取ってみて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤木かん子さんのレビューを読んで。
私はまだまだこの深みがわからないなぁ~
甘ちゃんだなぁ~ -
読み物です。ねずみやモグラを擬人化して、おばあちゃんねずみと若者達との心温まる交流。
「わすれられないおくりもの」という絵本と同じようなテーマですが、こちらは、淡々と与え合いを描いています。老いも死も自然なものというとらえ方です。現実社会も、このように助け合い、与え合う事ができれば素敵だと思いました。