ベントリー・ビーバーのものがたり

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本棚登録 : 129
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931129382

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが小学生の時、国語の宿題で確か教科書の「ビーバーの大工事」というお話を音読していたのを思い出しました。

    好きなことをして暮らす、ささやかだけど確かな幸せが感じられます。

    絵(特にビーバーの顔)がちょっと好みじゃないけど、楽譜もついているので、歌も楽しみながら親子で読むことをおすすめします。

  • 幸せに続いていく日常。歳をとってから読むと、余計にしみるな。

    最後に載ってる歌の日本語と英語を照らし合わせて読んでみると、翻訳がすっごく良かった。翻訳の力ってすごいな。

  • 『たのしい川べ』を読んでいる時、ふとこの本を思い出して、久々に再読。
    息子が小学2年生の時、学級文庫で借りて気に入り、「買ってほしい」とねだった1冊です。
    初読はなんとも地味な本だな〜という印象でしたが、これが実に深いんですよね。
    深いことって実はシンプルなんだよって教えてくれているみたい。
    この本をセレクトした当時の息子に感謝♪

  • 生涯を描いているお話。
    生まれて、育ててもらって、大人になって、結婚して、子どもが生まれて、年をとって。
    人生を振り返る場面は
    泣きそうになるくらいでした。

  • なぜか、のら書店さんの本が気になります。冊数を読んでいるわけではないのですが、読む本読む本、どれも心に残るような気がします。
    「ベントリー・ビーバーのものがたり」この本は、「フランシス」のシリーズでお馴染みのリリアン・ホーバンさんが挿絵をかいています。
    鼻のあたり、口もとのあたりなど、いかにも小動物!!という感じでとてもかわいらしいです。
    歌を愛し、家族に囲まれ、幸せな一生を送ったビーバーのお話です。心がほっこりしますよ〜!!

  • かわいそうだから。

  • 「木にさわっているのって、だいすきだ。」ベントリーは思いました。「たたせたり、ねかせたり、ななめにしたり、なんでもできる。どんなかたちのものでもつくれる。」
    (25ページより)


    ふかふかの赤ちゃんから、しわの深いおじいちゃんまで
    ベントリー・ビーバーという一人の男(ビーバー)の生涯を描いた本。

    長いお話だけど、
    『フランシス』ちゃんシリーズのリリアン・ホーバンさんの魅力的な絵と、歌が大好きな明るいベントリーのキャラクターが気に入って、娘達は何度もこの本を「読んで」と持ってきた。

    小学校に入学したベントリーがビーバーの女の子と仲良しになり、二人で遊ぶシーンがとてもよい。ふたりは、ぶらんこも、家も、ふたりの家をむすぶ道も、なんでも木で作って遊ぶ。さすがビーバー!!なんて素敵な遊びなんだろう♪

    (話の終わりでベントリーは、家族に愛されながら年老いて亡くなる。おもしろくて優しいベントリーおじいさんのことは、代々語り継がれていく。
    私は、ベントリーが亡くなるシーンはいらないかなと思ったけれど、このシーンで感動するというレビューが多いから必要なんだろうな。)

  • ベントリー・ビーバーの一生。この世に生まれて子ども時代を過ごし、青年になって結婚して親になり、孫を持ち老年になり死を迎えるまで。家族や大工仕事や音楽…。好きなものや好きな人に囲まれて好きなように生きること、シンプルなことだがこんなにも幸せそうだ。人は生きているだけで物語。

  • 大人が読むのと、子どもが読むのじゃ、感じ方違うだろうな。
    優しいお話。

  • どこかで目にして読みたくなって借りた。

    ベントリー・ビーバーは、11月5日にうまれました。
    木でいえをたてること、うたをうたうことがすき。
    ベントリーは、がっこうへいくとちゅう、ベリンダにであいました。

    ふかふかのあかちゃんから、しわのふかいおじいさんになるまでの、穏やかな一生のおはなし。
    こんな風に平凡だけれど「すてきなくらし」ができたら、こんなに幸福なことはない。
    巻末に「BENTLEY'S SONG」の楽譜と歌詞がついているので、読み終えた後で歌っても楽しい。
    リリアン・ホーバンのやわらかい絵がかわいいです。

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