野の花のように

著者 : ロザムンド・ピルチャー 中村妙子

• 朔北社 (1997年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jumboree128さんの感想 · 2014年2月26日]

2014/2/25
お風呂で読了。おかげで長風呂…
相変わらず後半は怒涛の面白さなのだけど、この人の小説には珍しく、なかなかムカつくタイプの人間が出てくる。あまりの腹立ちに、最後物語の責任を殆どそいつに押しつけてめでたしめでたし、という形になっても同情できないほど。また彼に振り回される女性も自分の意思があるんだかないんだか、可憐といや可憐なんだろうけど…

[riepさんの感想 · 2011年11月7日]

穏やかな空気感の中に、鮮やかな風景、どっしりと安定した人物描写、染み込んでくるような心の動き。


読んでいるのに古き良き昔の映画を見ているような感覚になりました。

[cocosbooksetcさんの感想 · 2010年5月10日]

ロザムンド　ピルチャーの本はほっとできて、大好き。

著者プロフィール

1924年、イギリスに生まれる。18歳より『グッドハウスキーピング』『レディーズ・ホーム・ジャーナル』等を中心に数多くの短篇を発表。代表作『シェルシーカーズ』(朔北社）は世界的に1000万部を売るベストセラーとなった。短篇、中編、長編を多数発表。2002年にOBE勲章受章。2019年没。

「2022年 『ロザムンドおばさんの花束』 で使われていた紹介文から引用しています。」