ビートルズを歩こう! 〜THE BEATLES' LONDON〜 ロンドンゆかりの地究極ガイド

著者 : マーク・ルイソン ピート・シュローダーズ アダム・スミス

制作 : ザ・ビートルズ・クラブ 

• プロデュース・センター出版局 (2009年7月27日発売)

感想・レビュー・書評

[フラビオさんの感想 · 2013年1月25日]

2013年1月25日読了。ビートルズのメンバーが多くの時間を過ごしたロンドンの街の観光ポイント（ビートルズファン以外には全く興味の持てない場所も多いだろうが）を、豊富なエピソードと写真とともに紹介する本。序盤は「ビートルズのメンバーもおそらく立ち寄ったはずだ」とコメントも飛ばしていて不安になるが、雑誌に掲載された写真とその撮影者、撮影角度に撮った状況のフォローなど丹念に収集された記録に非常に興奮を覚える。もちろん、EMI本社やアビイロード、ロイヤル･アルバート･ホールといった外せない定番スポットも多い。1960年代という時代はいまやはるか昔、再開発により面影のない場所も多いのが残念。

著者プロフィール

1958年、ロンドン生まれ。ＢＢＣを経てフリーランスに。ビートルズ研究の第一人者。主著に『ビートルズ・ライブ大百科』『ビートルズ/レコーディング・セッション』『ザ・ビートルズ/全記録』などがある。

「2016年 『ザ・ビートルズ史　下』 で使われていた紹介文から引用しています。」