まねき猫はまぬけ猫?

  • リーブル(地方小)
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本棚登録 : 23
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784947581631

感想・レビュー・書評

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  • うお辰という魚屋さんで置かれているまねき猫。しかし、近頃全く何のききめもなくまねき猫ではなくてまぬけ猫と言われる始末、、
    百年間動かずにいたまねき猫はほんものの猫になれるという言い伝えがあり、、

  • 2013年3月26日

  • ★★★☆☆
    ある春のこと、せとものの招き猫が、ほんものの猫になりました。
    招き猫は100年たつとね、動き始めるんです。
    明日、店をしめるという「うお辰」から飛び出した猫は、パン屋さんのワゴン車で、心をこめて招きます。
    「千客万来、百年、百年・・」
    のんきで不思議な招き猫のお話。
    (まっきー)

  • ある春の日。三丁目の魚や、うお辰のまねき猫(せともの)が、本物の猫になりました。うお辰は創業100年目だけど、近所にスーパーが2軒も建って、最近は客足がにぶっていて、ついに、お店はたたまれる事になったのです。うお辰のたつごろうさんは、(お客が来ないんじゃ)おまえ、まねき猫じゃなくて、まぬけ猫だな」と言ったこともあります。
    店が壊される日、落ちて本物の猫となったまねき猫はパン屋を開店させるすみれベーカリーの恵美さんや、おもちゃの病院を開院させた山田さんと出会います。
    まぬけ猫のまねき猫、お店を繁盛させられるでしょうか?

  • うお辰のまねき猫は、100年もの長い間客をまねき続けていた。
    とうとう店を閉じるとき、たつごろうさんが手を滑らせて
    まねき猫を落とした瞬間、まねき猫は本物の猫に変身した。

    逃げ出した先でめぐり合った人は、パン屋を開店するという恵美さん。
    開店と聞いて、まねき猫は置物のまねき猫に変身せずにはいられなくなって、
    恵美さんのためにお客さんを呼び込んだ。
    おかげでお店は大繁盛。

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著者プロフィール

わしおとしこ/日本動物愛護協会評議員・環境大臣賞受賞。動物達の魅力を子どもたちに伝えたい、と活発な創作活動を続けている。紙芝居に『こぞうのはな』(童心社)など多数ある。

「2022年 『紙芝居 かばのタロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

わしおとしこの作品

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