- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784991285127
作品紹介・あらすじ
森谷未明は進学のために福島県から上京し、三軒茶屋でひとり暮らしをはじめる。
感染症の影響もあり、憧れていたような学生生活は送れず、近くに住むいとこで小説家の信一の家に遊びにいくぐらいしかできない。
ある日、思い切って、本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。
友達と出会い、夜の街を歩き、初めてのお酒を飲む。
そして、恋をする。
twililightの屋上から眺める夕暮れに染まる三軒茶屋、未明は何を探し、何を見つけるのか。
きっと誰もが、この物語の中にいる。
感想・レビュー・書評
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一冊の本としては少々物足りなさがありますが訳はあったのでしょう。良い話ではありますが、30分で2本の短編アニメの内の1本を観た感覚に近いです。
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嵐のニノのラジオでこちらの作品が出ていたので図書館で借りてきました。もう序盤でニノのYouTubeの塩パン。思わずニマニマ 笑
お話としてはいつの間にか終わっちゃったという印象。なんでしょう。特に印象に残らなかった…。
同じ福島出身ということで親近感はあったのですが…。結局なんだ?って感じになっちゃいました。 -
ちょうど本作を購入した頃に高校卒業以来数十年ぶりに三軒茶屋に行き世田谷パブリックシアターにも行ったので、街並みを思い出しながら読んでいました。
自分が小説を読むときは、この作品は映像化してほしいなーと思う時もあれば、小説の中だけで完結して自分だけのものにしたいと思う時もあって、本作は後者でした。でも相変わらずの登場人物を甘やかさない畑野さんの作品で、ああ少しさみしい結末かと思いきやすごく嬉しくなる結末で、読み終えた後は、やっぱり映像化してほしいかも、と思いました。
恋愛話は少しもどかしいくらいが一番いいよねと思ったすごく読後感の良い作品でした。
今度三軒茶屋に行ったらtwililight にも行ってみよう。 -
三軒茶屋に縁があるのでちょっと贔屓目の評価。彗みたいな男いるよなー…私も身近にいたらこれは惹かれちゃう。猫みたいに寄ってきて猫みたいにいなくなってまたひょこっと現れる、やだやだ、でも好き。塩パンジャニオタから広まってるけどその前から好きなので皆さんもぜひ食べてみてください笑
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コロナ禍に上京した大学生・未明の、ひとつの恋のお話。
敢えてなのかわからんけど文章も展開もやたら淡々としてるなー。コロナ禍序盤を描いてるのに、良くしてくれてるいとこがコロナ感染して「そうなんだ」は淡白すぎるやろ!?心配とかしないの!?
私は東京に住んだことないけど、東京に住んでいるという実感をするためにバイトやブックカフェ通いをしていてなんだか大変だなあと思った。
「毎日毎日、あれが食べたいぐらいの希望を満たすだけで、日々は過ぎていく。」のくだり、何が悪いのかわからなかったけど何者かになりたい時期にはすごく焦ることなのかもな。思ったことないからわかんないけど。
肝心の彗の話は…彗のどこが好きなのかいまいちわからなかったので正直全然恋愛パートにときめかなかった…しかも最後ぬるっと帰ってきたしなんやねん… -
田舎から東京に上京してきた大学生の話。
コロナ禍の時の暮らしや、人との関わりが穏やかにすすんでいく。
バイト先、大学の友達、お気に入りのカフェ、恋愛、
出来事がゆっくり進んでいく。