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- / ISBN・EAN: 5099749994324
感想・レビュー・書評
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80年代を象徴するような作品。バラエティ多彩な曲調にハリのある歌声。「Time After Time」はこの先ずっと聞くであろう美し過ぎる名曲です。
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【80年代ポップシーンを代表するCyndi Lauperの世界的名盤】
80年代に活躍した女性シンガーは沢山いる。70年代の清楚なイメージから脱却し、スターの地位を固めた、オリビア・ニュートンジョン。セックスシンボルとして君臨するマドンナやカイリー・ミノーグ。だが、80年代最大の活躍をしたのはやはりシンディー・ローパーだろう。そしてこのアルバムが最大の代表作である。ジャケットも非常に有名。
"Girls Just Want toHave Fun "は誰もが聴いたことのあるヒット曲で陽気で愉快な気持ちになる。"Time After Time "は現在でも数多くのアーティストにカバーされるバラードの名曲。"She Bop"や"All Through The Night "など、時代を越えても色褪せないナンバーが光る。 -
シンディのファースト・ソロである本作は、1983年にリリースされました。
シンディという人は、可愛い声を出してみたり、キャンキャン犬が鳴いてるような声を出してみたり、本当に表現力豊かだと思います。
単に高音が良く出るとかでなく、メリハリがある声質というんでしょうか、大ヒット曲になった2曲目"Girls Just Want To Have Fun"のサビにしても、シンディじゃなかったら、あれだけ印象に残らないんじゃないでしょうか。
1曲目、ブレインズの"Money Changes Everything"のカヴァーでは、中盤からのハーモニクスの後、後半で、子供っぽい声を聴かせてくれるし、3曲目、プリンスの"When You Were Mine"は(勿論、プリンスのヴァージョンも好きなんですが)、シンディのヴァージョンを聴くと、カヴァーしてるというよりも、自分の歌を堂々と歌っている感じなのが凄い。
4曲目"Time After Time"は、1番最後、フェイド・アウトしていく時の囁くような声が好きですね。
5曲目"She Bop"では、シャックリみたいな声が良い。
シンディは、元々、ルーツ・ロックも好きとのことで、ジーン・ヴィンセントとかも良く聴いてたんじゃないでしょうか。
ジュールズ・シアーの曲"All Through Night"は、歌詞も含めて大好きな曲です。
跳ねてる"Witness"に、マイケル・ジャクソンのスリラーも感じさせる"I'll Kiss You"。
わざと、SP盤のように録音された"He's So Unusual"は、1920年代のスタンダード。
タイトルの"She's So Unusual"は、この曲をもじったものですね。
そして、ラストの"Yeah Yeah"は、前曲から続いて始まります。
揺れてるシンディのヴォーカルに注目です。
でも、確かに、ヴォーカルが良いんですが、そもそも、収録された曲は、どれもメロディがいい!
どれも、暗い気分の時に聴くと、明るくなれる曲です。