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- / ISBN・EAN: 4988126200725
感想・レビュー・書評
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多くのひとがベストに挙げる名作中の名作。
トトになり切って楽しみたい作品。
音楽もよかった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日、久しぶりに観たくなり、LDを引っ張り出してきました。
もう何度も観ているので、オープニングのベランダ越しに見える美しい地中海のシーン(このシーンもお気に入りです)を見ただけで、ストーリーが蘇ってくる感じがしますね。
LDで3面構成なので、途中、2回も中断されるのはツライところですが、124分があっという間ですね。
「アルフレード」の葬儀のシーンで、「アルフレードの奥さん」から「アルフレードはあなたのことが大好きだったのよ」と言われるシーンは、いつ観ても目頭が熱くなってしまいます。
というか、観かえしてみると、最後の20分は目頭が熱くなるシーンが満載でしたね。
特に印象深いのは、「アルフレード」の形見のフィルムがスクリーンに映し出されるシーンですね。
カットされたキスシーンが連続するエンディング… キスシーンで泣けるなんてねぇ。
それから、忘れちゃいけないのは「エンニオ・モリコーネ」の音楽。
これがムッチャ良い。この音楽があったからこそ、これだけの素晴らしい作品に仕上がったんじゃないかと思います。
-----story-------------
シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。
そこで青春時代を過ごした映画監督「サルヴァトーレ」が、当時、慕っていた映写技師「アルフレード」の訃報を聞き、故郷に帰ってくる。
そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていた「サルヴァトーレ」が受け取った「アルフレード」の形見には、映画への愛と「アルフレード」の想いがぎっしり詰まっていた……。
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「ジュゼッペ・トルナトーレ」監督、弱冠29歳の作品なのですが、とても20歳代の監督が撮った映画には思えませんよね。
次の作品「みんな元気」もそうですが… 「ジュゼッペ・トルナトーレ」監督って、きっと映画ヲタクなんだろうなぁ… と思います。
3時間完全オリジナル版を劇場で観たことがありますが、ずいぶん印象の異なる作品に仕上がっていて、やっぱりオリジナル版のほうが格段に良い仕上がりですね。
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監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
製作: フランコ・クリスタルディ
脚本: ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影: ブラスコ・ジュラート
編集: マリオ・モッラ
音楽: エンニオ・モリコーネ
アンドレア・モリコーネ (愛のテーマ)
出演:
フィリップ・ノワレ アルフレード
ジャック・ペラン サルヴァトーレ
サルヴァトーレ・カシオ トト(サルヴァトーレ・少年時代)
マルコ・レオナルディ サルヴァトーレ(青年時代)
アニェーゼ・ナーノ エレナ
プペラ・マッジオ サルヴァトーレの母
レオポルド・トリエステ 司祭
アントネラ・アッティーリ 若き日のサルヴァトーレの母
エンツォ・カナヴァレ パラダイス座支配人
イサ・ダニエリ アンナおばさん
レオ・グロッタ 劇場の案内人
タノ・チマローサ 鍛冶屋
ニコラ・ディ・ピント 広場をうろつく男 -
「キネマの神様」を読んで、内容をほとんど覚えていなかったのでもう一度観直そうと思っていた。アルフレードの形見のキスシーンをつなげたフィルムをぜひ観たくなったからだ。父親のいないトトにとってアルフレードは、父親であり友達でありかけがえのない存在だったと思う。だからこそ、30年も故郷に帰ることもしないでいられたんじゃないかな。独身だった所為もあるかも。歳をとった母親のことを考えたら、30年も帰らないなんて尋常じゃない。しかも社会的成功者になったわけだし、親孝行として帰省するほうが自然だ。それだけアルフレードはトトに影響力があったんだね。愛だなぁ、と思う。エレナのことは残念だけどアルフレードなりの考えがあったんだろう。名声もエレナも両方、手に入れられたらいちばんよかったんだろうけど、アルフレードが言うように、「人生は映画とは違うんだ。人生はもっと厳しいものだ」っていうことなのだろう。たしかにこの映画にこれがなかったら、ただノスタルジックな印象ばかりが残っていたかもしれない。
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NUOVO CINEMA PARADISO
1988年 イタリア
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ/サルヴァトーレ・カシオ
http://n-c-p.asmik-ace.co.jp/
私が映画館で観たのは91年にシネスイッチで上映された「3時間完全オリジナル版」のほう。トトちゃん可愛い!だけのテンションで観に行って、3時間版は思ってたより大人になってからの話のほうが長かったので若干がっかりつつ(こら)しかしラストシーンでは滂沱の涙。名作。
(1991/11~)シネスイッチ銀座 -
完全版は初めてみました。
………。
元のが見たくなりました。 -
2号掲載 工大所蔵なし
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言わずと知れた名作。
これも観なおしたい作品。