レザボア・ドッグス [DVD]

監督 : クエンティン・タランティーノ 
出演 : ハーベイ・カイテル  ティム・ロス  スティーブ・ブシェーミ 
  • パイオニアLDC
3.91
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  • (107)
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本棚登録 : 529
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102774417

感想・レビュー・書評

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  • くだらない会話劇とカメラアングルが格好いいと思っていたら、
    まさかの急展開にハイテンション!

    ハーベイ・カイテルとティム・ロスが、
    とにかく格好良いなぁ。
    惚れ惚れする。

    本題はほぼワンシチュエーションで展開されるのが面白い。



    このイカれたヴァイオレンスは、
    ほんっとにタランティーノ節だな。
    うんうん。
    って頷いていたら、
    クリスマスに何観てんだアタシ!って急に正気になった。
    いつだって、自分らしく(笑)。

  • ロサンゼルスの犯罪のプロ、ジョー・カボット(ローレンス・ティアニー)は大掛りな宝石強盗を計画し、彼の息子ナイスガイ・エディ(クリス・ペン)とダイアモンド専門の卸売り業者に押し入るべくプロの悪党たちに声をかけた。
    計画を成功させるため、コードネームで呼ばれるMrホワイト(ハーベイ・カイテル)、Mrオレンジ(ティム・ロス)、Mrブロンド(マイケル・マドセン)、Mr.ピンク(スティーブ・ブーシェミ)、Mrブルー(エディ・バンカー)、Mrブラウン(クエンティン・タランティーノ)が集まった。
    周到に練られた彼らの計画は、襲撃現場に警官が待ち伏せていたため失敗に終る。
    ホワイトと瀕死の重傷を負ったオレンジが集合場所の倉庫に必死でたどり着いた時、ピンクもやって来た。
    そして彼らはブルーが行方不明で、ブラウンは逃走の途中で死んだことを知った。彼らの中に仲間への不審の念が沸き上がる。
    クエンティン・タランティーノ監督が、香港ノワールやヤクザ映画にオマージュを捧げた衝撃のヴァイオレンス映画。
    最初のマドンナの歌の解釈やチップを支払う払わないを強面のギャングが大真面目に話し合うシーンなど、ブラックユーモアとうんちくたっぷりの会話の中で、それぞれのキャラクター(義理人情にあついホワイト、クールでサディストのブロンド、口が達者でしたたかなピンク、など)の性格が明らかになっていく過程と裏切り者が誰かを明らかになっていくサスペンスが、徐々に臨界点に達して衝撃の結末にもつれ込むまでを、時系列がいったりきたりしながら展開していくユニークな語り口と過激なヴァイオレンスで、新たなノワール映画のクラシックになりました。
    コードネームの色をめぐって揉めるシーンも、笑えました。

  • ストーリー、ファッション、とても良く出来た作品。

  • カッコいい。登場人物のキャラ立ちも魅力。そして、急展開。最後までカッコいい。

  • 字幕のみだったから開始から登場人物たちの台詞の多さに目が離せない状態で(笑)
    シンプルながらも、ナレーションのようなものが一切なくても展開や流れがわかりやすかった。
    まさかその人が…!という驚きや、ラストにかけてのシーンは演技がリアル過ぎて一緒に苦悶の表情浮かべてる自分がいたり。展開から目が離せなくて、気づけば物語に引き込まれている、そんな作品だった。
    【朧月】

  • かっこいい男たちの映画。冒頭のカフェでの雑談もタランティーノ監督ならでは。
    もう一度見たいです。

  • 「ライク・ア・バージン」はー
    巨根とやりたい女の歌だ。
    いや違う。傷付きやすい女の歌だ。
    時間切れだ。バカな話は他所でやれ。
    何の話をしようとしてたか解らなくなった!

    他愛ない会話だが、そういうことだ。
    みんな思い込んでいる。思い込みを。みんなだ。
    違う意見には熱くなる。否定されたら尚更だ。
    みんなプライドがある。否定されるのは嫌だ。
    現実に筋書きなんてない。
    思い通りにならないのが現実なんだ。
    だから映画は面白くなる。
    遠くの悲劇は喜劇だからね。

    ハーヴェイ・カイテル
    マイケル・マドセン
    クリス・ペン
    スティーヴ・ブシェミ
    ローレンス・ティアニー
    エディ・バンカー
    クエンティン・タランティーノ
    そして、ティム・ロス
    奴等
    レザボア・ドッグス「経験豊富なマヌケ達」
    または「仁義なき男たち」

    経験を積んで円熟した中年不良のカッコ良さ。
    カッコつけないカッコ良さ。自然体の説得力。
    これがタランティーノ作品の魅力のひとつかな。

    それから スタイリッシュな劇中音楽ね。

    何度失敗しても指パッチンでジッポに
    火を点けようとし続けるこだわり...いいねぇ。
    2本目、やはり数度失敗して
    結局人指し指で点けた諦め感...人間臭いねぇ。

    大掛かりな宝石強盗のために集められた6人。
    ところが店に着いて間も無く警官隊が現れた。
    一人また一人と命からがらアジトに戻って来る。
    警察の犬がいたのでは?疑い始める面々。

    Mr.ホワイト、Mr.ブロンド、Mr.オレンジ
    強盗団に入った経緯が、過去を振り返る形で
    次々に語られます。
    そこで見えてくる背景、人間性。

    強盗仲間を信用させるために、潜入捜査官が
    如何にも不良の笑える小話を覚えようとします。
    四ページもの台本に自信なさげな彼に、
    先輩がアドバイスを贈ります。
    タランティーノの演技論かと思いました。

    おとり捜査官は名優になれ。
    最高に自然な演技だ。
    大根におとり捜査はできん。
    これはお前が体験した笑える事件だ。
    大筋を覚えろ。後は適当にアレンジしていい。
    冗談好きのダチのマネをしてみろ。
    小話のポイントは細部だ。説得力が出る。
    細部から物語を理解するんだ!
    細部を頭に叩き込んで自分のものにしろ。
    自分に起こった話だと信じろ。
    何か感づかれたと思ったときすべきことは1つ。
    しゃべり続けろ。
    しゃべって、しゃべって、しゃべりまくれ。

    ね?タランティーノの演技論みたいでしょ?

    各々の思い込みという銃口を向け合って、
    結局互いに撃ち合って全滅した
    レザボア・ドッグスだったのでした。

    最後に、次々と警察が踏み込む中、
    信じていた奴に裏切りを自白され、
    憤懣やる方なく撃ち殺し、撃ち殺されたラリー。
    彼の胸中や如何に。

    EVERY ゛DOG゛HAS ITS DAY.
    すべての゛犬゛に1日があった。
    SIX PERFECT STRENGERS...
    6人の完璧なイカれ野郎達...
    ARE TEAMING UP...
    奴等がチームを組んだ...
    TO PULL OFF THE PERFECT CRIME.
    狙うは完全犯罪。
    RESERVOIR DOGS
    奴等は レザボア・ドッグス

  • RESERVOIR DOGS
    1991年 アメリカ
    監督:クエンティン・タランティーノ
    出演:ハーヴェイ・カイテル/ティム・ロス/スティーヴ・ブシェミ/クエンティン・タランティーノ

    タランティーノのデビュー作。宝石泥棒のために集まった犯罪者たち、それぞれ素性を隠してミスター・ホワイトなど色の名前で呼び合うも、なぜか計画は失敗、警察に内通している仲間をあぶりだそうと生き残った面々は疑心暗鬼になり・・・。

    当時はとにかくすべてが斬新だった。暴力的なのだけどクールでスタイリッシュ、しかも脚本自体がとてもよく練れている。ハーヴェイ・カイテルもカッコよかったけど、ミスターピンク=ブシェミの変な存在感も好き。

    (1995/7/16)シネマロサ

  • すんごい久々に観直したけど、やっぱりこの映画最高!!緊張感はあるし、会話は笑える!回想シーンなんで「パルプ―」とは少し違うけど、時間軸のバラ付きっていう点では共通点あるのかもなぁ・・・!!役者と音楽のセンスも大好き!やっぱりタラちゃん最高!

  • タランティーノの監督デビュー作。
    彼がやりたい事を詰め込んだ感じ。
    乱暴で暴力的で音楽がスタイリッシュで。今見てもそんなに違和感無い。
    当時観たら相当衝撃的だったんだろうけど。ティムロスが格好良くて音楽が粋な映画だなぁという感想。

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