アモーレス・ペロス ― スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 
出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル  エミリオ・エチュバリア  ゴヤ・トレド  アルバロ・ゲレロ  バネッサ・バウチェ 
  • パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
3.84
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本棚登録 : 131
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113812436

感想・レビュー・書評

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  • ガエルくんの光るまなこがたまんない。無防備かつ軽いカメラワークが男前。各々が束の間の登場人物となる交差点の衝突場面で始まるが、これは、人と犬と自己と過去現実諸々とでの激突と舐め合いとふれ合いとの色々、失望の色々。それで、知ってか突付けられてか各々は絶望をも受けたが為の産物たる再生とか解放へと続くのだけど、この流れ、この運動的な螺旋はいつも何よりも力強い。ガエルくんのラスト解放シーンには何ともアモーレな裏話が。

  • ベン・メンデルゾーン強烈やな
    もっといっぱい見たかった感を強く残す(笑)

    寸止めされた感満載の映画(笑)

  • 一つの交通事故でつながる3つのストーリー、舞台はメキシコ。

    どれもハッピーエンドじゃないんだけと、半ば自業自得感もあって、悲しむに悲しめない、とは言え、ざまぁみろとも思えない。

    神様は見ているのだろうね。

    ガエル ガルシア ベルナルの美しい瞳とセクシーリップに釘付けでしたわ。

    儚く切ない感じ、心が傷ついていく感じを肉体が傷ついていくことで表現してるような... 最終的に誰も救われない映画。

    それぞれに想いがあるから誰がいい悪いかはわからないかど、一つ間違いないのは、兄嫁、マジでわりぃ女だ。

  • それでも人は生きていくのだ。良い映画だ。

  • 最高!
    「えっ、もう終わりか」って時間を忘れる。

  • 3つのストーリーが互いに干渉せず、
    絶妙かつ奇妙な接点をもちながら展開していくメキシコ映画。

    多くの映画が「得ること」を主テーマに、
    そこに至るまでの葛藤や裏切りや挫折や成功を描くのに対して、
    本作は一貫してただひたすらに「失うこと」「得られないこと」の空虚を
    熱情的に描いている。

    3つのスト-リーに共通して描かれているのが、業深き愛と罪。
    1つ目では兄の妻を愛する弟、2つ目は不倫による略奪愛、3つ目は兄弟の愛憎劇と、親娘愛。

    時に生々しく肉感的で、時に非情なほど乾燥的な映像と、
    「犬」「札束」「鮮血」といったメタファーで表現されている。

    恐らくは3つ目のアベルとカインをモチーフとしたストーリーが、全体を読み解くカギになるのでは。

    150分があっという間に過ぎる、空恐ろしい映画でした。

  • メキシコシティ、メキシコなどを舞台とした作品です。

  • 現時点での個人的No.1映画。
    ひとつの自動車事故を媒介に交錯する3つのエピソードは、濃厚でありながらスピード感にあふれ、約2時間半の長丁場も飽きさせません。
    原題の直訳は「犬のような愛」。
    登場人物たちが愛を向け、あるいは求める様はメキシコの渇いた空気と相まって観る者をジリジリさせるよう。
    荒涼とした寂しさと同時に、そこはかとない自由と希望を感じるラストシーンに感極まる。

  • 2009/08/08

    貧富の差が著しいメキシコシティーで
    抑圧された感情が暴発し、
    それぞれの人生が灰色の宙に舞う。

    3つの物語が微妙に交差し、
    そこに常に象徴される野性としての犬の存在。

    愛や哀しみ、幸せや不幸が複雑に絡み合い、
    濃密な作品となっています。

  • ガエル見たさに。

    交錯する3つのストーリー、どれもよかった。

    ハロチョが栄純に似てた。

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