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- / ISBN・EAN: 4988003952556
感想・レビュー・書評
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見どころがまったくゼロではないけど、つまんなかったです。87年の映画で、特に海外では好きな方がけっこういるみたいだけど……80年代の子供向けファンタジー映画なので、子供の頃に観たとかなのかな。
他の80年代の子供向けファンタジー、例えば『グレムリン』や『グーニーズ』なんかだと、大人になってから観返すと色々発見があって面白かった。社会風刺とか、毒の部分がけっこう入っていて。『ラビリンス』なんかも、モーリスセンダックの影響があったんだね!とか。
この『プリンセスブライドストーリー』には、そういうのがあまり感じられなくって、面白さがちょっとよくわかんなかったです……。
この映画を観た理由は、私がよく書いてるイギリス・エンパイア誌の史上最高の映画100本の93位に入ってたからです。
このベスト100の中で、この映画だけタイトルそのものを知らなかった。(そして観たことで『ライオンキング』以外の99本は全部観た。)
ランキングの100位は同じくロブライナー監督の『スタンドバイミー』でして……いや、普通に考えて『スタンドバイミー』の方がこの映画より面白いだろ!!
『レイジングブル』や『アメリ』や『タイタニック』や『グッドウィルハンティング』より上位とかどう考えてもおかしいだろ!!
あと、同じロブライナー監督作品なら『恋人たちの予感』が入ってないのがおかしい。『スパイナルタップ』も(同じイギリスのTimeOut誌のコメディ映画ベスト100では1位になってんのに!w)
ついでに言うと、『ゴーストオブミシシッピー 』をDVD化しろよ!!
エンパイアのベスト100はけっこう好きなのに、この点だけはちょっとおかしいと思ってて、ランキングの中でも『プリンセスブライドストーリー』だけ若干異質というか浮いてる感じがすげーする笑。作品自体のせいではないですけどね。
原作・脚本はウィリアムゴールドマンさん。この人は名脚本家で、昨年惜しくも亡くなられている。だから、原作・原著だとまた違うのかもしれないですね。けっこう韻を踏んだりしてるとこあるし。
キャスト、ピーターフォークがおじいちゃん役なのに気づかなかった。
『恋人たちの予感』のビリークリスタルは特殊メイクで気づかなかった。
こないだ『フォレストガンプ』観たばっかなのに、ロビンライトが美人すぎて特徴ない顔だから気づかなかった。
ひとり民族大移動、アンドレザジャイアントはただのデカい他の役者さんだと思ってて全然気づかなかった。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある美しい娘とハンサムな青年との愛の行方を、冒険に満ちたファンタジックな映像で描く。