NEON GENESIS EVANGELION vol.01 [DVD]

監督 : 庵野秀明 
出演 : 緒方恵美  三石琴乃  山口由里子  林原めぐみ  宮村優子 
  • キングレコード
4.02
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感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003954413

感想・レビュー・書評

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  • 初めて見た「エヴァンゲリオン」。
    なぜシンジがエヴァに乗らなければならないのか何の説明もなく、とっても不思議。

    「残酷な天使のテーゼ」が思っていた以上にいい曲だった。
    僕はアニメオタクではないけれど、こういう曲は好きである。
    このころ(10年くらい前)のアニメは絵もキレイで、ちゃんと主題歌もあってよかったな。

  • 43469

  • ◇緊張感というか、鬼気迫る描写、負の感情とそれを覆い隠す能面のような描写は見事である。演出力が緊迫感を作り上げていく好例というべき導入部。

  • レンタルで借りた。見るのどうするか迷ったが、見始めた。止まりそうにない。つぎもレンタルしよう。

  • 全24話。

    インパクトという意味で,他のアニメ作品と一線を画する存在。

  • こんだけ定番作なのに最近初めてしっかり観ました。
    普通に楽しめました!!!!ミサトさんが一番好きかな。こういう狂気がよしとされるのは、わたしもすっごいわかるので

  • 僕的にエヴァンゲリオンの面白さはロボットの格好良さや魅力的なキャラクターも当然ながら作品を観ただけだとさっぱり理解出来ないから色々設定や考察を調べてストーリーを補完する事が一番楽しいです。

  • 2013年の今見るべき内容かというと微妙。「エヴァ以後」に育った私は、エヴァを見る前から既に「エヴァ的なもの」に慣れきっていたのかもしれない。やー、丁寧に作られているとは思うんだけどね。

  • 自分は一体どのような存在なのか。
    また、その存在にかかわる現実をどう受け止めればよいのか。

    多くの人が、こうした疑問をもったことがあるだろう。

    「エヴァンゲリオンのパイロット」、「権力の象徴たる父親の息子」、
    「周囲の期待に応えなければならない存在」……
    さまざまな“役割”を背負い、苦しむ少年
    ――碇シンジの生々しく、リアリティ溢れる物語は多くの人の共感をよび、
    この作品を社会現象にまで発展させた。

    人間は、自らの意思とは関係なく“世界に投げ出された存在”である。
    そこにおいて、人は無数の役割を与えられ
    (または自ら役を作り上げることを余儀なくされ)、
    さまざまな演じ手となって生きてゆく。

    そうした役割とは、いわばラベルのようなものである。
    自らに貼り付けられたラベルに気づくとき、
    人は自らの“主体性”の不在にも気づく。
    ここで、真に主体性を獲得しようとするならば、
    当然、そうした“ラベルを剥がす”という行動の選択可能性が生じてこよう。

    しかし、一枚のラベルを剥がしたところで、
    「本来的な自分」というものが現れることはない。
    それは、剥がしたラベルの下には、
    また別のラベルが存在しているからである。
    例えるならば、ある人物が社会参加を拒絶したところで、
    彼が誰かの息子や友人であり、
    また、かつてはどこかの共同体に属していたことがある、
    といった事実を避けることが出来ないように。

    それを象徴するかのように、
    シンジは、こうした人が決して逃れるのことのできない、
    非常にラディカルな苦しみの連鎖に陥り、
    「死にいたる病」まで患うに至っている(キルケゴール『死にいたる病』)。
    ※この文脈において、「逃げてはいけない」という彼が自己暗示をかけるシーンは、
    きわめて印象的なものであった。

    こうした陰惨な姿を通して、

    人は頽落した状態から脱することができるのか?
    果たして主体性は構築しうるのか?

    そう彼は視聴者に問いを投げかける。

    彼が最後にとる選択は、
    自らの意思で主体性を獲得し、未来を創造してゆくこと。
    それは、さながら“実存は本質に先立つ”とした、
    サルトルの議論を髣髴とさせるものである。
    その意味で、この物語は、実存主義を軸に据えた、
    アンチ構造主義的な作品と位置づけることができよう。

    ここで、「本来的な自分」はありうるのか?
    という抜け出すことのできない、
    デカルト以来のあまりに根源的ともいえる問いに終始せず、
    “自らの意思で主体性と未来を構築(選択)してゆく”という結論は、
    非常に希望に満ちたものである。
    このような文脈からすると、
    残酷かつ絶望的なシーンばかりが際立つとされるこの物語は、
    そうであるが故に、人間がニヒリズムに対して超越論的なスタンスを獲得するまでのプロセスを、非常に丁寧に辿ってきていると考えることができる。

    しかし、文化や言語といった記号の網の目に絡め取られている
    ――構造主義の下で活動をしている我々は、
    果たして本当に「自らの意思」で主体を構築することができるのか?
    それは、我々が意思決定をする際に用いられるものが、
    他ならぬその“意思をプログラミングしている文化や言語”であることを考えたときに、不可能であると言わざるを得ない。
    ※かつて隆盛をきわめた(とりわけサルトル的な)実存主義が潰えたのは、
    構造主義にとって代わられたからである。

    しかしながら、机上の空論に終わったと目されがちな、
    この希望の哲学をこれほどの規模で甦らせたことには、大きな意味がある。
    たとえ我々がそうした網の目から抜け出せないのだとしても、
    その事実と向き合い、そしてそれを引き受けさえすれば、
    “そこにも”多くの選択可能性はあるのだから。

    その意味において、彼が我々に差し出した一つの答えは、
    そう簡単に否定できるものではないだろう。
    シンジが提示する答えを敷衍し、
    より多くを引き受け認識することで生まれる可能性。

    構造の中にあっても、人は主体性を構築できるのかもしれない。

    そう思わせるところに、この作品(TV版)の良さがある。

  • 葛城ミサトというキャラのオタクウケする雰囲気が受け入れられなくて、苦痛を強いられながらの観賞でしたが、第4話からちょっと面白いかもしれないと思い始めました。早くこの雰囲気に慣れてエヴァンゲリオンと言う名作アニメを楽しめるようになりたい。
    まだまだ拒否反応が強いので☆は2つ。

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