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- / ISBN・EAN: 4988126201760
感想・レビュー・書評
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ブラジル・リオデジャネイロの貧民街での現実。
薬物でお金儲けをし。
無用な人間には容赦なく銃を放ち。
手に余る程大きくて・重みのある銃を持つ子供の姿は、銃社会を作ってしまった大人の責任でもあり。
歪んだ現実。
踏み入れた先は沼で。
開いた扉の重みに引き返す事も出来ず。
ただただ残酷で。
たまたまそこに生まれ育ったというだけで。
それが運命という定だとしたら、彼等に未来は無いのだろうか?
当たり前に銃が存在し、綺麗事である己の保身を護る為なんかは他人様から見ただけであって。
人を殺してはいけないとか。
薬物の恐ろしさがどうこうとか。
欲望の塊の人間としての醜さ。
それでもココで生きていくしかない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南米のギャング抗争劇。いやーすごいリアル!どこまでも残虐で泥臭い。土煙と硝煙と血の匂いが漂ってきそう。きっとロサンゼルスのコンプトンのような地区も昔はこんな感じだったんだろう。スラム街のギャング生活がどういうものかよく伝わった。
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いかにも南米の映画
関わってくる人間ベースで物語を広げていく
地元の悪が街を仕切るに至り、抗争に発展していく様を淡々とコミカルに描いている。
とにかく面白みがなく、それで?っていう映画 -
ドキュメンタリー調で、ハラハラした。子供が普通に銃を使っちゃう世界なんだもん。。光の使い方が過激すぎてポケモン現象を思い出した。簡単に撃って簡単に殺して簡単に死んで。刹那さが堪らなかった。
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子どもがみんな銃を持ってる社会って何だよ!! 世界にこんなところがあるのか、にわかに信じがたい。
このインパクトが強すぎて、ストーリーは殆どどうでもよくなっています。ストリート・チルドレンたちが縄張り争いで無駄に命を落とすなか、主人公はジャーナリストへの道を進んでいく。このことがこの世界の「光明」になるはずもなく、次の世代の子どもたちがすでに拳銃を手にして暴れはじめているという…。なんたる救いのなさか。 -
俺が子供?
ハッパもコナもやった
殺しも盗みも
俺はもう大人だ!
このセリフに全て込められてるような、
この空気感でこの行為、悪事
あまりにも気軽に、「悪事」が行われて
その異常さが、それが通常として描かれることで
より一層際立つ
これだけ悪事を働いてて
神に祈るなんて
ギャングの抗争だけど
戦争と変わらない構造
自分たちの写真を何枚も撮ってもらうギャング -
60年代から80年代にかけてのブラジル・リオ郊外のスラム街のお話。
かなり衝撃的です、子供が銃を持って仁義なき戦いをするんです。衝撃的。
日本では山手はお金持ちの住むエリアですが、リオでは山手はスラムとなってます。地図もなく、警官も足を踏み入れることができない、って言うか警官も汚れてます。
知らない世界がここにもあったんだ、、、、、 -
(2002年作品)