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- / ISBN・EAN: 4988105028234
感想・レビュー・書評
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無罪の罪で刑務所に入れられた男の、
20年にも及ぶ
長い長い戦いの記録。
個人的に
かなり好きな作品です(^O^)
今でこそ名作として名高いけど、
公開当時は
それほど高い評価ではなかったような気がします。
(同じ年にアカデミー賞を総なめにした
『フォレスト・ガンプ』が公開されたせいでもあるかな)
希望を持つことの意味や大切さを、
映画にしかできない力を使って、
押し付けがましくなく見せてくれます。
そして澄み渡る空と青い海と共に、
最後に見せてくれる奇跡は、
何とも言えない爽快感を運んでくれる(>_<)
このラストが見たいがために
何度となく見返したくなるんです♪
監督はこれがデビュー作の
フランク・ダラボン。
スティーブン・キングの原作『刑務所のリタ・ヘイワース』に惚れぬいて作り上げただけあって、
緻密で隙のない脚本と演出が光ります。
レッドから調達し壁に貼られた
当時の女優
リタ・ヘイワースのポスター、
屋上で受刑者たちが
鬼看守からの
おごりのビールを飲むシーン、
降りしきる雨の中、
アンディが天を仰ぐシーン、
放送室を占拠したアンディが、
オペラ『フィガロの結婚』のレコードをかけ、それを聴いた囚人たちが
自由を感じるシーンを筆頭に、
印象的なエピソードの積み重ねが
素晴らしい効果を生んでいます。
キャストでは
とらえどころのない
ポーカーフェイスな主人公アンディを演じた
ティム・ロビンスも素晴らしいけど、
なんといっても
この映画の語り手であり、
アンディの心の友・
調達屋レッドを演じた
モーガン・フリーマンに尽きます。
穏やかな中にも
圧倒的な存在感を放つ、
彼のいぶし銀の演技があってこその
名作なんじゃないかな(^^)
しかし何年かに一度、
こういう
とんでもない作品に出会えるから、
映画好きはやめられないんですよね〜(笑)(o^-^o)
最後に…
名言だらけの
映画でもあるけど、
その中で
自分が一番好きなセリフを☆
『誰にも絶対に奪えないものがある。
それが希望だよ…』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで観た映画で一番好きな映画です。何度観ても飽きない素晴らしい構成だと思います。これ以来脱獄ものにハマりました。
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すごく惹き込まれて、見ごたえがあった。
アンディの緻密な計画、頭の良さ、行動力にはただただ脱帽でした。 -
途中、「これ最後どうなっちゃうの…?」と思いながら見ていたが、面白かった。
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タイトルのredemptionの意味としてはメーンの救済とか購いの意のほかに、深読みして辞書で調べると、主人公が行員であることを指す金融用語としての意味とか、細かくみると約束の履行という意味があるみたいだ。
内容は言わずともすごい元気をもらえるものだった。
“石でできてるわけでない場所、人の心にはだれにも介入できないもの、希望がある“というアンディのセリフの後に、レッドが“希望は危険だ”と言う。
しかし、どんなに苛酷な状況に追い込まれようと希望を捨てなかったアンディがはじめから抱いていた計画を成し遂げたのを見て、レッドも希望を抱いたようだった。それが最後のセリフにも表れていた。
終始他人のために与えることしかしなかったアンディの姿勢がものすごい。 -
ラストカットの色を感じるためにある140分。
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面白い!一気に見れたよ!
最後の流れが良いねスッキリするよ。 -
何回も、観ましたが、
主人公の行動や、思考が素晴らしい