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- / ISBN・EAN: 4959241935762
感想・レビュー・書評
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恋愛ものとしての王道。
ストーリーも演出も安心してみれて楽しく心あったまる、
これぞハリウッド良品。
移民の荒々しいフランス人とアメリカのお嬢様の恋愛。
ある意味昔の少女漫画のようなベタな設定、少し不良っぽい男子に、普通の真面目な女子が惹かれていく。
グリーンカードを取得するための偽装結婚だったはずが、審査を通るための同居生活で偽装の準備をするために時間を共有し、お互いのことを知り、惹かれ始める。
テンポも良いし、こんな恋があったらいいなーと思えるように観客を丁寧に誘導していて、さすがです。
でも、現代で移民モノの恋の設定で作ったらこうはならないでしょうね。
アメリカはトランプが移民排除しているし、この映画だと白人と白人の恋愛だし、現代だと多民族の考慮も必要になるだろう。
白人たちが自分たちの自由の国に希望が持てた時代の幸福感が漂っていて、恋愛模様だけでなくても夢見心地な、移民についてはあまり深く考えずにおけば、楽しめる映画でした。
(アフリカの表現もちょっと時代錯誤的だったかな)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再視聴だがやはりいい。偽装結婚の練習がいつの間にか本当の恋に。その過程の描き方がうまい。エリックサティの音楽もうまく生かしている。ピーターウィア監督はこのころ絶頂期だった。
・刑事ジョン・ブック 目撃者 Witness (1985) アカデミー監督賞 ノミネート
・いまを生きる Dead Poets Society (1989) アカデミー監督賞 及びゴールデングローブ賞ノミネート
・グリーン・カード Green Card (1990) ゴールデングローブ賞受賞
個人的には、米国に転勤になったのが1991年だったので、駐在員同士の話題はもっぱらこの映画に。
今回の視聴で主演のドパルデューがシカゴのギタリスト、テリー・キャスに似ているのに気づいた。
『グリーン・カード』(Green Card )は、1990年制作のアメリカ映画。第48回ゴールデングローブ賞作品賞、主演男優賞受賞。
ニューヨークで一組のカップルが結婚式を挙げた。だが2人は今日が初対面だった。園芸家のブロンティは安くて温室のあるアパートに住みたかったが、そのアパートは単身者では入居できなかった。一方、フランスからやってきたアーティストのジョージは、長期滞在の外国人永住権(グリーン・カード)を得るためにアメリカ人の妻が必要だった。
お互いの利害が一致した2人は書類だけの結婚(偽装結婚)をし、望みのものを手に入れた。ところがある日、入国管理局の調査員が偽装結婚でないかをチェックするために家を訪れるという。根掘り葉掘り質問する調査員を何とか誤魔化したものの、ひと月後の本格的な調査の面接に備える必要があった。お互いの趣味や生い立ちを暗記し、屋上でバカンスのニセ写真を撮ったりするうちに2人は惹かれ合っていった。
入国管理局の2人への面接は打ち合わせ通り進んでいたが、ブロンティのことを本気で愛し始めていたジョージは、嘘の呵責に耐えられず、偽造結婚だったことを自白してしまう。
アメリカから国外退去を命じられたジョージは、ブロンティに愛を告白し結婚を誓うのであった。(Wikipedia) -
永住権、理想の住まい欲しさの
結婚からのドタバタ恋愛コメディ。
わかりやすい。
裏切らない。
そうなって欲しいの3拍子揃った
ハリウッド恋愛映画のお手本系。
この辺りの好きな人向け。 -
ローマの休日、タイタニックとほぼ同じかな
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グリーンカードってなんだ?と思っていたら,アメリカにおける永住権らしい。
そういうカードを手に入れたい女と男とが偽装結婚をする。その偽装が気づかれないように,親,友達,審査官などに嘘をついていくという話。そして,予想通り,そんな仲の良いふりをしている間に,2人の中に本当の愛が芽生えてくる。
ま,罪のない楽しい映画でした。
《NHKプレミアムシネマ》の解説を転載(2回目に見た時に追加)
舞台はニューヨーク。園芸家のブロンテは、温室付きアパートの居住者になるために、アメリカ永住権を手に入れたいフランス人、ジョージと書類上だけの夫婦になる。ところが、移民局の調査のため、 2人はしばらくの間同居することに…。偽装結婚した男女が、本当の愛に目覚めていく姿を、フランスの名優ジェラール・ドパルデューとアンディ・マクドウェルが好演、ピーター・ウィアー監督がコミカルに描くロマンチック・コメディー。 -
第48回ゴールデングローブ賞(1990)
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
第63回アカデミー賞(1990)
https://www.imdb.com/title/tt0099699/ -
庭付きアパートに住むため(独り者だと貸してくれないのか)、アメリカ永住権をとりたいフランス人男性ジョージ(ジェラール・ドパルデュー)と偽装結婚したブロンテ(アンディ・マクドウウェル)。移民局の調査のため二人は数日一緒に住むことに。
きっと最後はお互い受け入れるんだろうなあという予想通りの展開だが、ジョージが貧しい生まれながら実は音楽を勉強していた、とか、訪ねてきたブロンテの父親がなぜかジョージに理解を示すなど、ほのぼのする場面になごむ。
アメリカ
2020.10.12BSプレミアム -
TVにて
嘘から出た誠のハッピーエンド.ドパルデューがだんだんかっこよく見えてくるのが不思議. -
直観を信じる!
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永住許可書が欲しいフランス人男性とベランダに温室があるアパートに住む為に既婚者資格が欲しいアメリカ人女性が、お互いの利害が合致し一つ屋根の下で生活。しかし、二人のもとには偽装結婚を疑う調査員の魔の手が。。。果たして二人の偽りの愛は本物の愛に変わる事があるのか。。。
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80年代映画を彷彿とさせる心温まるラブ・コメディ。
育ちも性格も両極端の男女が、反発しつつ惹かれあう姿を
コミカルに優しい視点で描く。
親・友人・近所の住人の優しさや、
惹かれあう二人のさりげない愛情表現に心温まる。
突然ですが、この人情ドラマを90年に描いたことに意味がある、
と思いました。
90年は、熱く突っ走った80年代の本音や正直さを抑え、
クールに正義=体制寄りに生きようとする時代の始まりでした。
監督は、この二つの対比を登場人物に置き換えている気がします。
主人公のジョージは自分に正直な男で、恋のライバルは菜食主義のエコロジスト。
ま、肉食系と草食系みたいな分類ですね。
そしてクールで体制寄のヒロインや、昔気質の親父さんお袋さんは
ジョージを支持して物語は終わります。
感動できる映画であっても動き始めた時代は変わらなくても、
ひとつのアンチテーゼとしてやはり時代時代にこういう作品は必要だと思いました。
作文になっちゃいました。
シンプルにくすっと笑って、ちょっぴり感動できるラブ・ドラマ。
ジョージとブロンディの並んで干したパンティとブリーフが
リアルで微笑ましかったです。
(120901鑑賞) -
悪くない。グリーンカード(永住許可証)を取得するために偽装結婚した男女が入国管理局の調査をパスするために夫婦生活を演じることに…。いかにもドタバタなラブコメになりそうな設定を(そういう要素はわずかにありますが)、落ち着いた雰囲気の大人の映画に仕上げるというセンスの良さを買いたいです。
2人の計画がわずかな綻びから破綻してしまうのは切ないですが、ラブストーリーの部分は予想通りで、特に共感できるようなものではないです。 -
国籍とるのもたいへん。
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(Green Card; 1990/米、107min.)
舞台はニューヨーク。
片やアメリカ永住権を得るために、片や温室(庭)を得るために偽装結婚する2人が、次第に惹かれていく話。 -
若いころ大好きだった1本。見返してみると、主人公の若さにビビる。
結婚って何?美味しいの?ぐらいに思ってた時代を
懐かしく思い出した。
今見てもいい映画。
価値観のまったく違う二人が最後は惹かれあうという
お決まりのストーリーだけど、丁寧な感じがよかった。
ただ、結婚の現実を知ってると、★4はないなぁ・・・(←寂しいかな)
若い人にオススメの1本なのかもしれません。 -
丁寧な映画で、私は好きだったな!でもでも…ここで終わり?!現実的だけど切ない!
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他国人のアメリカ滞在を認めるグリーンカード。そのカードのために偽装結婚をし、2人で暮らし始める。お互いを知っていくうちにそこに生まれる愛の物語。
普通にかわいいなぁ -
時代が古い