ざくろの色 [DVD]

監督 : セルゲイ・パラジャーノフ 

出演 : ソフィコ・チアウレリ 

• 日本コロムビア

感想・レビュー・書評

[みけさんの感想 · 2014年7月24日]

こういう　色と音に浸される感じの映画好き

モチーフは割とあからさまだったけど全体としてどうなのかちょっとよくわからなかった…

[雪蓮花さんの感想 · 2022年11月27日]

　アルメニアの詩人の『映像詩』という言葉がふさわしい作品。

　少年期、青年期、壮年期を三人の俳優さんが演じる（もしかしたら四人かもだけど）。
　青年期の役の方が、若い頃の美輪明宏みたい。恋人役の女性？も双生児のように顔が似てらっしゃったけど、兄弟か一人二役なのか。

・水の使い方
・家畜の使い方
鶏
ロバ
馬
羊
　黒い服のおじさんが鶏をだっこしている絵はシャガールにもあったけど、あのへんではどういった宗教的な意味があるのだろうか。

　あと、乗馬のテクニックが地味に自慢のようだ。

・工芸品
じゅうたん
ボビンレース（ボビンレースは美しい女性の象徴・じゅうたんは家族とか民族の象徴か）

☆「愛を葬るとき」が死ぬとき
☆死ぬのが怖くなくなった。

　ざくろの色というのは血の色、欲望とか生の象徴みたい。そういう意味では仏教的なようにも思われた。

[yamaitsuさんの感想 · 2015年11月17日]

THE COLOR OF POMEGRANATES
1971年　ソ連
監督：セルゲイ・パラジャーノフ
出演：ソフィコ・チアウレリ

アクトミニシアターのパラジャーノフ特集上映にて。18世紀アルメニアの宮廷詩人サヤト・ノヴァの一生を描いた映画・・・といってもストーリー性はそれほどなくとにかくイメージの氾濫。この独特の色彩感覚、なんと表現していいものやら。アルメニアの民族衣装も美しい。

（1994/9～）アクトミニシアター

[no630さんの感想 · 2013年4月30日]

濡れた本を屋根で乾かす場面！
色より音。

[黒川さんの感想 · 2012年7月30日]

ひたすら美しいけどひたすら眠い。

[POさんの感想 · 2012年7月23日]

パラジャーノフはその映像のあまりの美しさに眠くなります。五分ほどだったか・・・眠っていたのですが目が覚めたときの映像が同じでした。他の二本も機会があれば観てみたいです。

[naruochanさんの感想 · 2010年5月1日]

１人の詩人の生涯。



生活も

宗教も

愛も

夢も

過去も

希望も

絶望も

未来も

生も

死も












全てが

目と耳に

動く絵画として

テレビの中に

写りこむ




神秘的なこの世界に
浸る時間は
短く長い

人一人の
生涯も
こんなふうに
短く長い
だろうか

[akusauさんの感想 · 2010年1月31日]

パラジャーノフお得意のコラージュの絵が彼の感性に従って紡がれている映像。

[害灯さんの感想 · 2009年11月9日]

何かの雑誌で紹介されてて、凄く観たい。
映像が美しそう・・・期待。

[かわうそさんの感想 · 2009年5月17日]

アルメニアの詩人の生涯を描く映像詩。
幾何学的な人物配置、独特な装飾と色使い。
モニターで流しっ放しで目の保養になります。