ノートルダムの鐘 [DVD]

アーティスト : ディズニー 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241948601

感想・レビュー・書評

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  • 金曜ロードショー
    1996年
    時は15世紀末のパリ
    最高裁判事のフロローは、ジプシーの醜い顔の子供を井戸に落とそうとする
    司祭に咎められその子供をノートルダムに閉じ込める
    子供をカジモトと名付け外に出ることを禁じる
    20年後、カジモトは祭りに参加したくて鐘楼から抜け出す…

    《感想》
    「レ・ミゼラブル」のユゴーの原作ということで見た
    原作は1831年出版、舞台は荒んだ1482年のパリ
    教会の持つ権限が弾圧と排除を生み出す時代の物語とあった(wikiより)
    こういう厳しい虐げられ生きづらい時代を描きたかったのだろう
    だから子供向きじゃない
    障害者や人種差別の話

    本当の意味で心も顔も醜いのはフロローだ
    カジモトは素直な青年に育っていた
    外に出たせいでエスメラルダに失恋をするが、それでも良かったと思う
    勧善懲悪で終わる
    ファンタジーで悪者はたくさんいるが、ファンタジーでもなく差別の難しいテーマをディズニーが取り上げたのは珍しかった

  • 重たい。じわじわと良さを感じる。劇団四季よりも個人的にはアニメ版のが好き。

  • ディズニー映画です。今から20年前の作品。最近のディズニー映画とは少し毛色が違う感じがしました。

    観てみるきっかけは『アナと雪の女王』で吹替えをした松たかこがインタビューでこの映画が良かったと答えていたからです。

    カジモト、エスメラルダ、フィーパス、フロロの4人で物語は進んでいきます。ディズニー映画の特徴として悪役は分かり易い、最後には退治させる。悪役のフロロは確かに退治されますが、歪みながらもエスメラルダの愛にどこか同情的になる所もあります。悪なんだけどフロロ自身は厳格な正義と思っている。


    お伽噺的な物語ではなく、物語の中にシリアスさを感じさせる。ディズニー映画なので、最後はハッピーエンドに終わりますが、実際の原作はかなりのドキツさ、グロさがあります。残酷な結末になってます。


    グリム童話なども、こっちに伝わっているのはホノボノと幸せな終わり方をしたりしてますが、かなり残酷な

    終わり方になっているものも多くあったりします。


    でも、この映画あとから余韻的に深く考えさせられます。大人が観て楽しめるディズニー映画だと思います。

  • フロローがジプシー女けしからん!という度にニヤつく。あんたも好きねえ。
    カジモドのこと思うと、切なさで胸焼かれる夜を過ごしちゃうから考えないことにする。

    エスメラルダの美しさ!強さ!気高さ!
    パリの街が女子校だったら絶対毎年バレンタインあげてた〜!

  • 身分の異なる3人の男性が、ジプシーのエスメラルダに恋に落ちる。エスメラルダはディズニーの作品では珍しく、セクシーで色っぽさ満点の女性。結局は護衛隊長のフィーバスとエスメラルダのカップルが成立。カジモドは性格も良く力持ちであり活躍するが、結局はイケメンに負ける。そこが美女と野獣との決定的な違い。フロローは自分勝手すぎ、家を燃やすシーンなんかは残酷すぎ。大人向けディズニー。音楽も良い。

  • wowowにて録画視聴。吹替版。
    ディズニーアニメだから吹替えでもまあいいか、と録画したら結構がっつりミュージカルですね…。
    個人的に日本語ミュージカルが苦手なので前半は結構キツいものがありました。
    中盤もカジモドへの酷い虐待に閉口したり、ジプシーを弾圧しながらエスメラルダへの恋慕を募らせて執拗に探して罪もない家を燃やしたりするフロローへの嫌悪が強かったりで結構つらかったんですが流石ディズニー、最後はお見事にハッピーエンドにまとめてきますね。
    物語は終わり方が重要だと思うし、異形の姿で生まれた時から迫害されながら優しい心をもつ青年が、ジプシーと言う立場の為に迫害されていたエスメラルダに初めて見た目に惑わされない友愛の心を向けられた事で勇気を出して行動し、結果街の人たちに受け入れられる事が出来た、という流れは納得できるもので後味もよくて良かったと思います。
    ただ後で原作のあらすじを知ったときにはたまげましたが…全然違う…(笑)
    むしろディズニーがなぜこの陰鬱な題材を使おうと思ったのかが謎です。

  • これは名作だ!たった1時間半のアニメだけど号泣しちゃいました。
    カジモドがいじめられるシーンとか思わず目を覆いたくなるシーンもあるし、悪役のフロローも恐ろしいけど、何て言うか、最後はほんとに感動しました。すごくディズニーらしい、見た後に幸せな気持ちになれる良い作品です。

    また、さすが作曲がアラン・メンケンなだけあって、歌が素晴らしすぎる!最初から民族音楽っぽい曲に引き込まれるし、所々で賛美歌やミサ曲のテイストを入れてるとこも好き。
    日本語吹き替えのエスメラルダ役・保坂知寿さんの歌うGOD HELPはすごく綺麗です。

  • 大人になってから久々に見ました。なんて大人のディズニー。音楽も映像もエスメラルドもとっても綺麗で。最後は泣けたけど、やっぱりこれ子供には見せたくない。

  • ディズニーアニメーションの中では少し異色の作品でした。
    主人公は幸せになるけれど、いわるゆ全ての幸福を得るようなディズニー的ハッピーエンドではない。悪役のフロローも、悪を自覚しているディズニーヴィランズ達と違って、自分自身が「正しい」と信じている。
    カジモトの憧れのこもった愛、フロローの歪んだ愛。ディズニー映画の中で初めて「醜さ」を強く描いている。

    日本語版吹き替えを劇団四季が担当してくださっているので、吹き替えも安心して楽しめます。もうすべて山寺さんと四季にお願いしたい。

  • ディズニーは大体いい これは歌もものすごくよくて感動した 初期ディズニーて白人主義なところがあるけどそれを覆い隠すようにルネサンス時代以降様々な人種を登場させているね 差別的な事を扱うのは難しい 正義と悪、それを前提として制作されているディズニーは、はたしてこのテーマは触れてよかった所なのかな?つうかエスメラルダの歌の歌詞とかさ、とかゴタゴタいうけどそういう問題でなく素晴らしいものは素晴らしい

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著者プロフィール

くまのプーさん ブランケットBOOK _ 【特別付録】3WAYふかふかブランケット

「2016年 『くまのプーさん ふかふかブランケットBOOK 【特別付録】3WAYふかふかブランケット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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