ブエノスアイレスの夜 [DVD]

監督 : フィト・パエス 
出演 : セシリア・ロス  ガエル・ガルシア・ベルナル 
  • アット・エンタテインメント
3.20
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本棚登録 : 177
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4529264112909

感想・レビュー・書評

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  • VIDAS PRIVADAS
    2001年 アルゼンチン+スペイン
    監督:フィト・パエス
    出演:セシリア・ロス/ガエル・ガルシア・ベルナル

    ラテン系の濃ゆい顔は、そんなに好みではないんですが、ついつい見てしまうのがガエル・ガルシア・ベルナル君。ぽってりと口もとにしまりのないとことか、ぼんやりしていてなんだか憎めない(笑)。

    これはあらすじだけみると、ちょっと変わった性向をもった人たちの、ちょっと微妙な恋愛もののようで、たとえば『セックスと嘘とビデオテープ』的な、そういうのをイメージしてたんですけど…。前半は確かにそんな感じで、なんらかのトラウマのせいで直接触れるような行為ができないヒロインが、他人のセックスを盗み聞きしながら自慰に耽ったり、若い男の子にエロ小説を朗読させて身悶えしてたりとかそんな感じで(苦笑)、それが後半、突如まるでギリシャ悲劇のオイディプスような壮大な近親相姦&父親殺しの話になってしまったのでビックリでした。

    国際事情に疎いので、政治的な部分がよく飲み込めず、どうしてヒロインが軍に拉致されて拷問されたりとかしたのかよくわからなかったんですけど、ああいうオチになるとは思いませんでした。でもそういう意外性より、案外前半部分のほうが普通の恋愛ものとして面白かったりしました。

    (2005.04.22)

  • 痛切な孤独に寄り添う、
    かなしい恍惚。

    これは、家族の物語である。

    『そんなに悪い結末じゃない』

    その通りなのだが、しばらく胸の苦しさが残る。

  • 暗い。早送りで見た

  • ガエル・ガルシア・ベルナルの可愛さが何とも言えない。

    子供のまま大人になってしまった雰囲気のある役で、少し不思議に思っていたのだけど
    後半に進むにつれなんとなく腑に落ちた。
    (テーマが恋愛ではなく、親子関係を描いたものだったからなのかな?と)

    台詞の音量がやや小さ目で聞き取りづらいのに対して、音楽はやけに大きくその点が少し気になった。

    感情の爆発のさせ方・手振り・家族関係など日本にいるとあまり見かけない表現があり、普段観ない国の映画ならではの発見や面白さがあった。

    スペイン語の響きは柔らかく、耳に優しく好きだ。

  • 壁越しのエロス。マダムと若いツバメ。背徳、禁忌。

  • 最後がいい。ドロドロしててもこう締めれたのなら、いいんだと思う。

  • エロい。そして暗い。ストーリーも画面も暗い。そしてエロい。
    ガエル好きな人のための1本ですね。

  •  しつこくガルシアベルナル祭り。そしてしつこくどろどろ。
     声に惹かれて青年を雇う、というのがいいなあ。その声で卑猥な文章を読ませて、壁一枚はさんだこちら側で快楽にひたるという。ぞくぞくする。

  • カルメンにとっては暗い思い出しかないブエノスアイレスですが、実は南米のパリとも呼ばれており、ヨーロッパ風の街並みが広がる美しい都市です。アルゼンチン・タンゴが生まれたのもここです。ミラノ・スカラ座とパリ・オペラ座と並んで世界三大歌劇場といわれるコロン劇場、タンゴ発祥の地であるボカ地区、最大幅140mにもなる緑が美しい7月9日通り、エビータが演説したバルコニーがあることで有名な大統領府など、魅力あるスポットも数多く存在します。

  • ガエルが出てるからという理由で借りた。前半官能的情熱的に展開してくが、後半はただただ悲しかった。映画を観るにあたって、当時の内戦や国の様子の理解の有無はでかいと思った。

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