きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : ニック・カサヴェテス 
出演 : ライアン・ゴズリング  レイチェル・マクアダムス  ジェームズ・ガーナー  ジーナ・ローランズ 
  • ハピネット・ピクチャーズ
3.83
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本棚登録 : 958
感想 : 221
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953007451

感想・レビュー・書評

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  • 二重の意味で泣いた。一つはストーリーで、もう一つは自らの経験と重ね合わせて。貧富の差、引き裂かれ、互いに互いの人生を歩みながらも、再会、葛藤、そうして今へと至る、アーリーの記憶が蘇りこのまま終わるのかと思うと、彼女は途端に記憶を失い、暴れだす。ノアは心臓発作を起こし倒れる。記憶が永遠に取り戻せなくなることを怖れるアーリーを、ノアは、奇跡が起こるさ、と宥めて、朝目覚めると二人は一緒に死している。

    実は以前にも視聴したことがあったのだけれど、どうにもラスト十分間くらいを見逃していたようだ。そのせいで、かなり大事な部分を見逃していたもったいなぁとしみじみ感じる。あの部分は泣かずにはいられない。

    けれど、愛し方が凄まじい。ほんとうに半端ない。こう、服を脱がす時間すらもどかしく感じているようなあの昂ぶりは凄まじい。しかし、人間ってやつは髭だけで十歳くらい老けられるものなのか……メイクも多少あるのだけれど、こんだけ一気に年取れるのはすごい。ある意味髭文化だ。日本は髭文化が廃れてしまってるので、ほぼ顔変わらないのに二十歳くらい年取ったみたいなのが往々にしてあるけれど……。

    しかし、読み聞かせるっていうところがすごいくるなぁ。やっぱり、好きなひとに物語を書いたり読んだりって言うのはそういうふうになるのかもしれない。同じようなことをしてしまったから……俺はどうなっているんだろう。けれど、俺はやっぱり変わらずに好きだな、やっぱり忘れられないなと思ってこう涙がじわじわと浮かび上がってくる。忘れ、られないよ。あのひとが忘れても、俺だけは覚えていよう、そのためにあれを書いたのだもの。


    「忘れないで」って僕はただ唄って、「忘れたいの」って君はただ踊る――plastic tree『眠れる森』

  • 分かりやすい話。だけど、年老いてこんな風に愛し合える夫婦でいれたら、と思う。

  • これも、あんまり覚えていない・・汗

    なんか女のキャラが思ったのと違った気がする。
    男が家を建てて、女が戻ってくるのをいつまでも待ってたり、手紙を返事がくるまで何年も何年も送り続けた姿には心を打たれた。
    まあしかし、これは文字で読んだ方が私的にはぐっときたかなあ

    う~ん、本当に断片的にしか思い出せない・・

  • なんか美しいし
    なんか泣けてくる。

  • 誰にでも、
    帰りたい夏がある。

  • 普通にアリーが裕福な婚約者捨てて走ってきたとこで感動してしまった。

    回想のとこは超王道ラブストーリー。これだけでは今さら感があるけど、王道+αだから面白かった。
    一時期流行ったグリム童話の改変みたいに、王道をちょっと皮肉まじりに現代化するのは面白いのかも。『ペネロピ』とか『シュレック』もその類いだと思う。

    ノアが、若い頃はフツーだったのに、ボロボロになった後は不思議と素敵だった。(な)


    普通によくて、結構序盤から泣いてた…。ノアとアリーのかけあいがすてき!枠の話も泣ける…ボロ泣き映画…。
    ベタなんだけど、セリフがすごくいいし、主役の2人が本当に楽しそうでよかった。(り)

  • 絶対泣くと進められてみた映画


    おお泣きはしないけど、

    涙はこぼれました。

    君といると苦労する

    それを乗り越える努力をしてでも

    君が好き

    やっぱそんな気持ちをもってする

    恋愛がいい

    あらためて再認識させられました。

  • 愛する人との人生。この作品に心を奪われてしまいました。
    一生忘れることは出来ない「愛する」という事の深くて切ないストーリ。
    LAに行った時、「君に読む物語」の小説をたまたま見つけてしまって即購入した。^^

  • ■正しい選択とは。~『きみに読む物語』~【映画】


    お金持ちで人柄もいい青年と貧乏な初恋相手に揺れるアリー。


    アリーの母親は言った、
    「正しい選択をするのよ。」


    高橋歩さんはこう言う。
    「自分が決めたこと。それが答えだ。」

    「大事なことは、どっちを選ぶかじゃない。
     選んだ後どう生きるか、だ。」

    (映画と高橋歩さんは全く関係無いです・・・)



    とっても切なさと愛しさが交錯する素晴らしい作品でした。



    病院で記憶をなくした初老の女性に若い男女のラブストーリーを話してきかせる老人がいた。
    それは、

    富豪な家の娘アリーと、
    肉体労働者のノアの恋物語。



    ストーリーを語ってもありきたり過ぎるんで語りませんが、
    キュンと来て、ギュっと胸に来る。シンプルな素敵さ満点な作品です。



    きっと村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」ファンで無くとも
    アヒルのヒトたちに会いたくなります。

    僕はとっても会いたくなりました。
    あのアヒルに溢れた湖を何処だろう?


    □内容紹介(from:Amazon)

    ニック・カサヴェテス監督が、ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した純愛物語。
    想い出を失った老女・アリーの下を訪れる老人・デュークは、17歳の彼女が過ごしたひと夏の物語を彼女に読み聞かせ始める。

    とある療養施設で、記憶をなくした初老の女性に定期的に会いに来て、若い男女のラブストーリーを話してきかせる老人がいた。
    その物語は、1940年、ある夏に出会い恋に落ちたアリーとノアの物語。
    しかし身分の違いがふたりを引き裂き、アリーとノアは別々の人生を歩むことになるが…。
    この映画のメインストーリーとなるアリーとノアの恋愛は、ひと夏の恋、身分違いによる別れ、そして再会…と、
    これまでも多くあったラブストーリーの流れを組む物語だが、ライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムスが、
    弾けるようなフレッシュな魅力を存分に披露し、アリーとノアのキャラクターを際立たせている。
     しかし、驚くべきは演出の巧みさ。
    ラストの思いがけないサプライズは、ふたりの半世紀に渡る愛を見る者の心に深く刻むことに成功している。
    監督は『ジョンQ 最後の決断』のニック・カサヴェテス。
    初老の女性役には監督の母親ジーナ・ローランズが扮し、
    往年の人気俳優ジェームス・ガーナーが物語を読み聞かせる老人を演じている。
    ベテランふたりの味わい深い演技も見応えがあり。

  • 物語としてはベタかな。
    だけど、たまには
    どこまでもベタなストーリーに
    浸かりたい時もある。

    いつまでも変わらない愛。
    俺も、こういう風に愛したい。
    そういう人を見つけたい。

    とにかく若い頃のアリー役
    レイチェル・マクアダムスがカワイイ。
    ズーイー・デシャネル級。

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