女王の教室 DVD-BOX

出演 : 天海祐希  羽田美智子  原沙知絵  尾美としのり  夏帆  半海一晃  泉谷しげる  内藤剛志  遊川和彦  志田未来  松川尚瑠輝 
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021129497

感想・レビュー・書評

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  • 半崎小学校6年3組ーー。新6年生クラスでの新学期、期待に胸を膨らませていた少女・神田和美。
    しかし、新6年3組のクラス担任は噂で有名な「鬼教師」だった。彼女の名は阿久津真矢。着任早々にテストの成績の悪い生徒や真矢に楯突く生徒に雑用係を務めさせるなど鬼教師っぷりを見せる。和美はそんな真矢に不満を抱くが、真矢に真っ先に目をつけられてクラスから孤立し、いじめの対象となる。
    一見、冷酷な鬼教師である真矢だが彼女の真の狙いは自分(教師)が壁となり子供たちの前に立ちはだかることで子供たちが真の壁を乗り越えて強くなることだった。そんな真矢の狙いにいち早く気付いたのは和美だった。


    放送当時、内容の過激さから話題となった学園ドラマ。当時は真矢が本当に怖かった。なのでエンディングが明るいのは本当に救われた。新たな視点から描いていて、今までの学園ドラマとは違う感じだった。あと劇中の色の温度差が低く、暗かった印象。特に真矢が現れるシーンはさらに暗かったのと音楽でより迫力があった。衣装も黒ずくめで多分普通に子供たちからしたら怖いだろうなと思う。ただ真矢を演じた天海さんも美しくて、まさにお人形のようで良かった。感情を完全にオフにしていながらも微笑むシーンは震えるほど迫力のある怖さがあり、さすがだと思う。子役の皆さんも凄かったし、和美を演じた志田さんもとても愛らしくて可愛くて好きだったから当時は苛められるシーンとか見てられなかった記憶が。笑
    色んな意味で問題作だけどその意味の中には良い意味も含まれていると思う。そんな作品。

  • このドラマを単発で観ると、ひどい教師が子どもたちを差別し、イジメをしているように見えるが、最初から最後まで全て観たときにこのドラマの意味が全て分かる。

    公立学校の教職員は大変な毎日を過ごしているが、私立ではなく公立の教育現場で働く意味をこの作品は語ってくれた。

    公立学校の教職員はぜひ見るべき作品。

    エピローグの2話もぜひ!

    「家政婦のミタ」と同じ脚本家(遊川和彦)が手掛けた作品。

  • いつになっても無くならないいじめ問題。最近も、大きな波紋をよんだ事件があった。しかも、その内容は「イジメ」と一言で括ってしまうようなものではない。
    そんな中、7年前、私が大学生のときに放送していたこのドラマを思い出し、また見たくなった。
    天海祐希演じる悪魔のような鬼教師と、6年3組24人のクラスメイトたちが本気でぶつかりあいながら、成長していく話。鬼教師・阿久津真矢の冷酷な態度、言葉。過激で熾烈な試練には賛否両論あったようだが、最終回まで観ないと、マジであり得ないこの先生!と誰もが思うだろう。天海祐希さんが嫌いにすらなった。(今は大好きだけど)
    児童たちは彼女の言動によって翻弄され、いじめや派閥、確執など次々と事件をひきおこしていくのだが、やがて本人それぞれが、真矢の指導の裏の心理に気付きはじめ、自分たちで考えながら行動するようになり、しだいに結束を深めていく。「真矢は自ら壁になって、児童たちに強い心を持ってもらう為の試練を与えた」と、同僚教師は言っていた。ももクロ風に言うと、「逆境こそがチャンスだぜ!」ということだ。
    最後の卒業式では児童たちは揃って、泣きながら真矢に、「先生が大好きです」「本当にありがとうございました」と口々に言うのだが、それも真矢は「くだらないこと行ってないで早く中学に行きなさい」と無表情で言い放つ。
    子供たち、ドMである。
    でも、教師をナメる生徒よりはずっと良い。もし自分が小学生だったら、こんな先生絶対嫌だけど、卒業しても絶対忘れないインパクトはある。それに、クラスに一体感が生まれていつまでも強い絆で結ばれそうだ。
    元気で前向きでドジなクラスの中心人物・和美を演じたのは当時6年生の志田未来ちゃん。このときから鳥肌立つくらい演技がうまい。未来ちゃんが実はこの物語の主人公だと思ってる。他の子たちが学芸会に見えた。
    明日からSP版を観よう。こんなことしてるから寝不足なんだけど。

  • あのクラスは社会の縮図って感じがしました。

    そして、先生が世間。

    それに立ち向かっていく生徒達。

    なんだか、福田麻由子がかわいくみえました。


    イメージできる?というセリフ。

    これ名言です。
    ホント、イメージできるかどうか。
    イメージできない人に何いっても意味ないから。

  • 刺激の強いドラマでした。主人公達の様子は等身大の小学生の心理を丁寧に描いていて
    どちらかというと学生の子達の方が興味を持ってみていたドラマという印象があります。

  • 最終話は特に涙なしでは見られません。私は毎話感動してしまいました。いじめのシーンは見るのが辛いところもあるけれど、神田和美=志田未来さんの演技力に圧巻です。子供も大人も見るべき作品だなぁと思います。エンディングのダンスも大好きです。

  • すべては先生の計算。
    鬼だけど、すべては生徒のため。

  • 10数年前、リアルタイムで観ていた作品。
    志田未来の演技に引き込まれて毎週観ていた記憶がある。

    小学校高学年になった娘が、懐かしドラマ紹介番組でちらりと見かけた本作を「観てみたい」とのことだったので、、、タイムリーな年代だな、と、1巻目をレンタル♪

    まあ、いろいろ「トンデモ」な設定ではあるが、十二分に面白い。ストーリーの大筋は覚えていても細部は結構忘れていたので、2巻目以降も楽しみ!!!。

    放送時の記憶・・・
    (最終回までトータルで)
    ★4つ、9ポイント。
    (2005年??頃?)

    再度レンタルにて・・・
    (1巻目時点)
    ★4つ、8ポイント。
    2018.12.09

    ※その演技力に心を惹かれ、タイトルロールですぐさま名前をチェックした子役が3名(志田未来と、福田麻由子、松川尚瑠輝)。
    「この子たち、この先きっと頭角を現してくるはずっ」と。
    ・・・本作で一気に名を売り、すぐに主演も果たした志田未来(14歳の母)も最近はあまりテレビで見かけなくなったし、他の二人もあんまり出てこないなあ…と残念に思って検索してみたら、主演級でこそないものの二人ともコンスタントにドラマ出演を果たして頑張っていると知れ、安堵。


    【完結(DVD鑑賞)】
    正月を覗き週に1本ペースで鑑賞。まあつまり、社会人として考えれば「一気 観 」の部類に入る面白さ。

    (当時もところどころ思いはしたけれど)観返してみると、ツッコミどころは満載ではあるけれど…
    子役たちの演技と、話の大筋はやっぱりよく出来ているなぁ、と。

    また、小学生の娘には世代的にもタイムリーな内容だったようだ。

    「悪魔のような鬼教師」ぶりに怒りで背中を震わせ、
    追い詰められてゆく主人公に感情移入し胸を震わせ、
    子供たちが担任教師の真意に気づいていく過程で同じように笑顔を取り戻し・・・・

    卒業、そして別れの場面では号泣せんばかりに涙を溢れさせる・・・・

    思春期に入り、間もなく反抗期・精神的な親離れの始まるであろう娘のこんな姿を目に焼き付けさせてくれたこの作品に、感謝。

    ★5つ、9ポイント半。
    2019.01.13.レ。

  • 制作年:2005年
    監 督:
    主 演:天海祐希、羽田美智子、原沙知絵、志田未来、泉谷しげる、内藤剛志
    時 間:全11話
    音 声:日:ドルビーステレオ


    これは悪魔のような鬼教師と小学6年生の子供たちの戦いを描いた一年間の記録である。
    小学6年生になった神田和美は小学生最後の一年を楽しもうと張り切っていた。
    しかし、始業式当日和美の担任は「時間が無駄になる」という理由で出てこなかった。
    噂ではその担任は有名な「鬼教師」で、彼女が担任になってしまうと地獄のような一年間を過ごすことになると言う。
    そして教室にその鬼教師・阿久津真矢が入ってきた。
    テストの成績が悪い児童や真矢に楯突いた児童に「代表委員」と称して雑用係を務めさせるなど、冷酷に見えた真矢の真の狙いは教師が「壁」となり立ちはだかること。
    それを乗り越える努力をさせない限り子供達は真の「壁」を乗り越えることが出来ない。
    これに最初に気付いたのが和美であった。

  • 小学6年生になった神田和美は小学生最後の一年を楽しもうと張り切っていた。しかし、始業式当日和美の担任は「時間が無駄になる。」という理由で出てこなかった。噂ではその担任は有名な鬼教師で彼女が担任になってしまうと地獄のような一年間を過ごすことになると言う。そして教室にその鬼教師、阿久津真矢が入ってきた。

    テストの成績が悪い児童や、真矢に楯突いた児童に、「代表委員」と称して雑用係を務めさせる等、冷酷に見えた真矢の真の狙いは、教師が「壁」となり立ちはだかる事。それを乗り越える努力をさせない限り、子供達は真の「壁」を乗り越える事が出来ない。これに最初に気付いたのが和美であった。

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