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- / ISBN・EAN: 4933364611215
感想・レビュー・書評
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1966年の第8回ワールドカップ イギリス大会で、
初出場で無名の北朝鮮チームが優勝候補のイタリアを破ってベスト8に進出した。
一躍人気をえながら帰国後消息を絶った北朝鮮の選手達や、
当時のファンの人々の証言で当時を綴るスポーツ・ドキュメンタリー。
将軍様のアドバイスにより勝ち進んだという選手達の話に(^^ゞっとなるが、
それはさておき、朝鮮戦争直後の国際情勢の証言もあって、スポーツと政治の裏側が見えてくるのが面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朝鮮戦争が休戦して10年余り、、、1966年にイギリスで開催された第8回サッカーワールドカップの話。
アフリカ・アジア・オセアニア地域からの代表国は1カ国のみ。アフリカ勢は抗議の意味でのボイコットを実行。予選決勝はオーストラリア対北朝鮮。下馬評を覆して本大会に進出した北朝鮮は、本大会予選ブロックでソ連、チリ、イタリアと同じグループとなる。
彼らの勝利にまっすぐなプレースタイルが、イギリス国民(特に宿営地だったミドルスブラ市民)の心を魅了し、徐々に存在感を高めていく。
冷戦中、緊迫する世界情勢の中で起きた奇蹟のストーリー。 -
千里馬サッカー団。英国人ダニエル・ゴードン監督の北朝鮮物の一本。集団生活が習慣化しているイレブンが宿泊先で一人部屋だと寝れないなど可愛いエピソードも。欧州人の懐の深さも感じた。